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■ホーチミン市場の市況

　25日の株式市場は3日ぶり小幅反発となり、VN指数は0.40ポイント（0.08％）高い、494.99で取引を終えた。売買高は前日比ほぼ変わらずだった。

　全213銘柄中84銘柄が上昇、64銘柄が下落、65銘柄が変わらずだった。

　第1節は高く寄付き、第2節に入ると一時買い優勢となるも、その後は不透明感を嫌った売り物に押される形でずるずると値を消す展開となる。そのまま反発らしい反発もないまま前日終値を下回ると、自立反発狙いの買いが入りはじめ暫く揉み合い商状となる。第3節に入ると買戻しが入り、かろうじて前日比プラスで終了した。

　時価総額上位銘柄は、不動産セクターでは、ホアン・アイン・ザー・ライ（HAG）は0.63%上昇し、ソンダ工業団地・都市投資（SJS）は1.97%、ビンコム(VIC)は1.59％それぞれ下落し、ホーチミン市インフラ投資(CII)と、キンバックシティーグループ（KBC）は変わらずだった。銀行セクターでは、ヴィエティンバンク（CTG）は0.97%、ベトコムバンク（VCB）は1.08%それぞれ上昇し、エクシムバンク（EIB）は0.43%、サコムバンク（STB）は1.28%それぞれ下落した。その他の金融銘柄では、バオベト保険(BVH)はストップ高となり、サイゴン証券（SSI）は0.59%上昇し、ペトロベトナムファイナンス（PVF）は0.7%下落した。その他では、総合フォワーディング（GMD)は1.32%、ホアファットグループ(HPG)は0.81%、ペトロベトナム科学肥料（DPM）は0.61%、ペトロベトナムドリリング（PVD）は2.59それぞれ下落し、FPT(FPT)、リー冷蔵電気工業(REE)、サコム通信ケーブル(SAM)はそれぞれ変わらずだった。食品ではマサングループ（MSN）は変わらずだった。

　その他中小型銘柄では、製糖会社のビエンホア製糖（BHS）は1.14%、ラムソン製糖（LSS）は0.23%それぞれ下落した。水産セクターは、ベンチェ水産（ABT）は2.88%、アンザン水産（AGF）は2.42%、ナムベト水産（ANV）は0.68%それぞれ上昇し、ミンフー水産（MPC）は変わらずだった。天然ゴムセクターは、ドンフーゴム（DPR）は0.83%、ホアビンゴム（HRC）は2.57%それぞれ上昇し、フオックホアゴム（PHR）は0.82%下落した。

　商いが活発だったのは、STB、SSI、トゥオンアン植物油（TAC）、ファーライ火力発電（PPC）、DPM、CTGだった。

なお、本日配当や無償増資で権利落ちとなった、DIC投資貿易（DIC）、ソナデジ・ロンタイン(SZL)はそれぞれ下落し、ビナミルク（VNM）は上昇した。



■ハノイ市場の市況

　ハノイ市場は反落となり、0.45ポイント（0.28％）下落し、162.32で取引を終えた。売買高は前日比1割弱増加した。　

　全266銘柄中159銘柄が上昇、59銘柄が下落、48銘柄が変わらずだった。

　ハノイ市場は前日比ほぼ変わらずで寄付くと買い優勢となり上昇する。その後はホーチミン市場の下げに追随する形で下げ始める。その後前日終値を下回ると投資家心理が冷えこんでいるのか、新たな買いが入らないまま前日比マイナスで終了した。

　時価総額上位銘柄は、金融セクターのアジアコマーシャル銀行（ACB）は変わらず、サイゴンハノイ商銀（SHB）は0.46%、バオベト証券（BVS）は2.81%、キムロン証券（KLS）は2.45%、ベトナム国家再保険（VNR）は1.27それぞれ上昇した。ペトロベトナム銘柄は、ペトロベトナム保険（PVI）は0.4%、ペトロベトナム建設(PVX)は1.7%それぞれ上昇し、ペトロベトナム技術サービス(PVS)は変わらずだった。その他では、サイゴン・クイニョン鉱産(SQC)は4.44%、ビナコネックス(VCG)は1.24%、ビナシン投資石油運輸（VSP）は0.81%それぞれ上昇し、ティエンフォン・プラスチック(NTP)は変わらずだった。> 小幅反発、

　中小型株では、ウォールストリート証券(WSS)は1.52%、ヴィエティンバンク証券（CTS）は1.14%、ベトドゥック鋼管（VGS）は0.46%それぞれ上昇した。

　商いが活発だったのは、KLS、VCG、VGS、SHB、PVX、ACBだった。

　なお、本日配当権利落ちとなったホンハロンアン(HHL)は上昇した。