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■ホーチミン市場の市況

　26日の株式市場は3日続伸となり、VN指数は1.90ポイント（0.36%）上昇し、531.21で取引を終えた。売買高は前週末比1割弱減少した。　

　全227銘柄中88銘柄が上昇、105銘柄が下落、34銘柄が変わらずだった。

　第1節は前週末比高く寄付いた。第2節に入ると買いが勢いづき上げ幅拡大となり、今日の高値をつけると利益確定の売りに押されて反落となる。その後も売りが途切れずじりじりと値を消し、第3節に入っても売りはやまず下げ続けるも前日比プラスで終了した。

　時価総額上位銘柄は、不動産セクターでは、ソンダ工業団地・都市投資（SJS）は1.24%、ビンコム(VIC)は3.81%それぞれ上昇し、ホーチミン市インフラ投資(CII)は0.72%、ホアン・アイン・ザー・ライ（HAG）は1.17%、キンバックシティーグループ（KBC）は1.65%それぞれ下落した。銀行セクターでは、サコムバンク（STB）は0.45%上昇し、ヴィエティンバンク（CTG）は0.35%、エクシムバンク（EIB）は0.91%、ベトコムバンク（VCB）は0.68%それぞれ下落した。その他の金融銘柄では、ペトロベトナムファイナンス（PVF）はストップ高となり、バオベト保険(BVH)は0.44%、サイゴン証券（SSI）は2.49%それぞれ下落した。その他では、FPT(FPT)は0.57%、ホアファットグループ(HPG)は0.78%それぞれ上昇し、ペトロベトナム化学肥料（DPM）は1.21%、総合フォワーディング（GMD)は2.56%、リー冷蔵電気工業(REE)は0.96%、サコム通信ケーブル(SAM)は0.94%それぞれ下落し、ペトロベトナムドリリング（PVD）は変わらずだった。食品では、マサングループ（MSN）は0.51%、ビナミルク（VNM）は1.7%それぞれ上昇し、キンド食品(KDC)は変わらずだった。

　その他中小型銘柄では、製糖会社のビエンホア製糖（BHS）はストップ高となり、ラムソン製糖（LSS）は変わらずだった。水産セクターは、ベンチェ水産（ABT）は3.64%、アンザン水産（AGF）は1.86%、ナムベト水産（ANV）は0.94%、ミンフー水産（MPC）は1.59%それぞれ上昇し、フンブオン水産(HVG)は0.43%下落した。天然ゴムセクターは、ドンフーゴム（DPR）は1.52%、ホアビンゴム（HRC）は0.78%、フオックホアゴム（PHR）は0.48%それぞれ上昇した。

　商いが活発だったのは、SSI、ファーライ火力発電（PPC）、STB、PVF、ディエンクアン（DQC）、タンタオ工業投資（ITA）だった。

なお、本日配当権利落ちとなったはホーチミン市投資開発貿易(FDC)下落し、ホアンロングループ(HLG)は上昇した。



■ハノイ市場の市況

　ハノイ市場は8日ぶりに反落となり、2.35ポイント（1.32%）下落し、175.98で取引を終えた。売買高は前週末比4割弱減少した。　

　ハノイ市場は前週末比高く始まるも利食い売りに押されて急降下となる。その後も終始マイナス圏での商いが続き、ここまで7日続伸していたことから一旦利益を確定しておこうという流れが続き8日ぶりにマイナスで終了した。

　時価総額上位銘柄は、金融セクターのサイゴンハノイ商銀（SHB）は1.01%、バオベト証券（BVS）は2.05%それぞれ上昇し、キムロン証券（KLS）は1.2%、ベトナム国家再保険（VNR）は2.62%それぞれ下落し、アジアコマーシャル銀行（ACB）は変わらずだった。ペトロベトナム銘柄は、ペトロベトナム保険（PVI）は1.39%、ペトロベトナム技術サービス(PVS)は2.85%、ペトロベトナムゲアン建設(PVA)は1.33%、ペトロベトナム建設(PVX)は0.41%それぞれ下落した。その他では、ティエンフォン・プラスチック(NTP)は0.09%、サイゴン・クイニョン鉱産(SQC)は0.31%、ビネコ鉄鋼(SSM)は3.78%、ビナシン投資石油運輸（VSP）は6.38%それぞれ上昇し、ハノイミルク(HNM)は2.34%、ビナコネックス(VCG)は2.4%それぞれ下落した。

　中小型株では、VNダイレクト証券（VND）は0.37%、ウォールストリート証券(WSS)は2.4%、ヴィエティンバンク証券（CTS）は1.12%それぞれ上昇し、ベトドゥック鋼管（VGS）は1.13%下落した。

　商いが活発だったのは、PVX、KLS、VSP、VCG、PVA、ペトロベトナムパワーランド（PVL）だった。

　なお、本日配当権利落ちとなったハザン鉱産機械(HGM)、ペトロベトナムエンジニアリング（PVE）共に下落した。