1) ホーチミン市場(HOSE)
VN-Indexは11.15ポイント(3.31%)下落し、325.74ポイントで終えた。売買高・売買代金は共に大幅増加した。PPCは配当支払い延長が嫌気。ACLは額面比20%の配当は予定通り行うが、額面比60%の配当については意見聴取延期を発表、同様にストップ安した。基準金利引き下げへの反応は特に見られなかった。
株価:前営業日比で17銘柄が上昇、142銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄はほぼ全面安。BMIのみ上昇した。4%を超えて下落したものも多かった。
STBだけで360万株強と市場全体の5分の1強の商いを見せたが、それ以外では100万株を超えて取引されたものはなかった。売買高上位銘柄の下落幅の大きさも目に付いた。
上昇が目立ったのは、DTT、GMC、SZL、TMSなどだった。
海外投資家は僅かに売り越しを続けた。
※株価調整のあった銘柄KHA・現金配当(額面比10%)
2) ハノイ市場(HASTC)
HASTC-Indexは4.41ポイント(3.98%)下落し、106.49ポイントで引けた。売買高・売買代金共に増加した。
株価:前営業日比で12銘柄が上昇、下落はしたのは133銘柄に上った。
時価総額上位銘柄は全面安。PVS、PVI、VCG、VSP、NTP、KLSなどは、5%を超えて下落した。
NPSはストップ高を続けている。6%以上上昇したのはNPSの他、TBX、CTB、LBE、BTHの5銘柄。
海外投資家は、取引量を縮小させつつ、僅かに売り越した。