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■ホーチミン市場の市況

VNインデックスは3日続伸となり、+8.26ポイント(2.02%)上昇し、416.98で取引を終えた。売買高は5208万1490株と前日比+115.24%増加した。売買代金は6409億9800万ドン（約24億円）だった。

VNインデックス四本値は、始値：409.85、高値：416.98、安値：409.85、終値：416.98だった。値動き幅は7.13ポイントだった。

VN30インデックスも3日続伸となり、+9.24ポイント(1.91%)上昇し、492.36で取引を終えた。売買高は1637万6060株と前日比+96.18%増加した。売買代金は2814億7200万ドン（約11億円）だった。

VN30インデックス四本値は、始値：484.56、高値：492.36、安値：484.56、終値：492.36だった。値動き幅は7.8ポイントだった。

全307銘柄中220銘柄が上昇、40銘柄が下落、47銘柄が変わらずだった。

ホーチミン証券取引所前場の取引は前日比1.13ポイント高409.85で寄り付く。その後は、買いが先行し、急激に上げ幅を拡大していく。引けにかけても、値を上げ続け、前日比プラスで前場の取引を終えた。後場の取引では、前場からの勢いは衰え、ほぼ横ばいで推移したものの、高値引け、前日比8.26ポイント高416.98で取引を終えた。

本日のホーチミン証券市場は、開始直後から値を上げ始め、右肩上がりの上昇となった。ここ最近の売り圧力に対する反発に加え、関税総局発表の上半期の貿易赤字額が統計総局のデータを大幅に下回ったとの報道があったことも、ひとつの支援材料となったといえるだろう。大型主力株を見てみると、売買高は前日比約2倍まで膨れ上がり、全面高、オーシャンインベストメントグループ（OGC)、軍隊商業銀行（MBB)がストップ高となった他、タンタオ不動産（ITA)が2日連続で売買高トップとなり、大きく上昇した。VNインデックスは3日続伸、売買高も大きく回復し、回復への兆しが出てきたと言えるだろう。

時価総額上位銘柄

不動産セクター
ホーチミン市インフラ投資(CII) 3.72% ↑
ホアンアイン・ザライ(HAG) 2.11% ↑
キンバックシティーグループ(KBC) 3.77% ↑
トゥリエム都市開発(NTL) 5.00% ストップ高
ソンダ都市投資開発(SJS) 4.17% ↑
ビングループ(VIC) 3.23% ↑

銀行セクター
ヴィエティンバンク(CTG) 1.48% ↑
エクシムバンク(EIB) 0.54% ↑
サコムバンク(STB) 0.00% -
ベトコムバンク(VCB) 2.14% ↑

その他の金融セクター
バオベトグループ(BVH) 4.35% ↑
サイゴン証券(SSI) 4.12% ↑
サコムバンク証券(SBS) 3.33% ストップ高
ペトロベトナムファイナンス(PVF) 3.39% ↑

その他のセクター
ペトロベトナム化学肥料(DPM) 4.20% ↑
FPT情報通信(FPT) 1.49% ↑
ジェマディプト港湾海運(GMD) 3.98% ↑
ホアファット鉄鋼グループ(HPG) 1.75% ↑
ポミナ鉄鋼(POM) 0.77% ↓
ペトロベトナム・ドリリング(PVD) 3.88% ↑
ファーライ火力発電(PPC) 4.00% ↑
リー冷蔵電気工業(REE) 2.52% ↑
サコム開発投資(SAM) 4.05% ストップ高
オーシャンインベストメントグループ(OGC) 4.96% ストップ高

食品セクター
キンド食品(KDC) 0.25% ↓
マサンインベストメントグループ(MSN) 1.55% ↑
ビナミルク(VNM) 1.16% ↑

その他の中小型銘柄
ビエンホア製糖(BHS) 4.84% ストップ高
ラムソン製糖(LSS) 3.85% ↑

水産セクター
フンブオン水産(HVG) 0.26% ↓
ミンフー水産グループ(MPC) 2.84% ↑

ゴムセクター
ドンフーゴム(DPR) 2.94% ↑
ホアビンゴム(HRC) 1.08% ↓
フオックホアゴム(PHR) 3.44% ↑
ダナンゴムタイヤ(DRC) 4.92% ストップ高
サオバンゴムタイヤ(SRC) 4.55% ストップ高

商いが活発だったのは、タンタオ不動産(ITA)、SBS、SAM、SSI、軍隊商業銀行(MBB)だった。

なお、本日配当権利落ちとなったタンビン商事(TIX)は上昇した。

■ハノイ市場の市況

HNXインデックスは3日続伸となり、+1.25ポイント(1.80%)上昇し、70.57で取引を終えた。売買高は5395万1900株と前日比+75.37%増加した。売買代金は4417億2400万ドン（約17億円）だった。

HNXインデックス四本値は、始値：69.36、高値：71.05、安値：69.31、終値：70.57だった。値動き幅は1.74ポイントだった。

HNX30インデックスも3日続伸となり、+3.61ポイント(2.76%)上昇し、134.52で取引を終えた。売買高は3155万2000株と前日比+69.82%増加した。売買代金は3078億3000万ドン（約12億円）だった。

全396銘柄中235銘柄が上昇、37銘柄が下落、124銘柄が変わらずだった。

ハノイ証券取引所前場の取引は前日比プラスで寄り付く。その後は、ホーチミン市場と同様、幅広い銘柄で買いを集める。引けにかけても上昇し、前日比プラスで前場の取引を終えた。後場の取引は、若干上げ幅を縮小するものの、前日比プラスで取引を終えた。

時価総額上位銘柄

金融セクター
アジアコマーシャル銀行(ACB) 0.39% ↓
サイゴンハノイ商業(SHB) 3.61% ↑
バオベト証券(BVS) 4.17% ↑
キムロン証券(KLS) 3.23% ↑
ベトナム国家再保険(VNR) 2.52% ↑

ペトロベトナム銘柄　　　　　　　
PVIホールディングス(PVI) 2.52% ↑
ペトロベトナムテクニカルサービス(PVS) 2.68% ↑
ペトロベトナムゲアン建設(PVA) 4.82% ↑
ペトロベトナム建設(PVX) 2.15% ↑

その他のセクター
サコムリアル不動産(SCR) 5.26% ↑
ハノイミルク(HNM) 1.67% ↓
ティエンフォン・プラスチック(NTP) 2.58% ↑
サイゴン・クイニョン鉱産(SQC) 0.00% -
ダナイ鉄鋼(DNY) 0.00% -
ビネコ鉄鋼(SSM) 4.29% ↑
ビナコネックス(VCG) 1.83% ↑

中小型株
ベトドゥック鋼管(VGS) 5.36% ストップ高
VNダイレクト証券（VND) 5.10% ↑

商いが活発だったのは、VND、PVX、KLS、ハノイ住宅株式商業銀行(ハブバンク)（HBB)、SCRだった。