シティグループと世界の株式指数を供給する企業であるFTSEグループは共同告知を22日に発表した。この発表によると、両社は海外投資家向けにベトナム株式指数であるFTSEベトナム指数を作成した。
ベトナムシティ社長であるCharly Madan氏は、「FTSEベトナム指数はホーチミン証取所の全市場の時価総額の80%を占める銘柄及び、外国人株式保有枠をベースに作成されました。」と語った。つまり、海外投資家の株式保有比率が49%に達していない銘柄だけを含む指数だ。
FTSE指数は海外投資家へ売却することができる株式比率によって調整され、FTSE社の計算基準に基づいて流動性が検証されることになる。更にこの指数はFTSE社とDowJones Indexes社によって作成された、全世界で認められている業種別基準システムに基づいて銘柄を区別するので、投資家が業種別投資ポートフォリオを多様化することが出来る。
Charly Madan氏は、シティグループでは海外投資家がアジア太平洋地域で急速に成長している国を身近に知ることができるような指数フローツールとFTSEベトナム指数の銘柄を連結する他の製品を作る予定があると語った。
Citigroup Global Marketsの執行社長であるJustin Kenedy氏は「私達は流動性があり、しかも外国人保有比率を反映することができるベトナム基準に対する海外投資家の大きな需要を感じ取りました。私達がFTSEと共に作ったこの指数こそ、流動性と外国人保有比率の反映という二つの要請を満たす最初の製品といえます。」と語った。
株式市場の専門家も、この海外投資家向けのFTSEベトナム指数がベトナムの資本市場の発展に貢献するだろうと評価した。