会員ログイン ID   パスワード

新規会員登録  パスワード確認   IDとパスワードを記憶させる
ベトナム株情報 > ベト株ニュース > セレクト > 上場企業のルーム拡大案を検討してみる(2)

ベト株ニュース - セレクト

上場企業のルーム拡大案を検討してみる(2)

[2008/05/09 JST更新]

 実際には多くの海外ファンドが長期目標や利益の最大化を目指す戦略を立てるため、ある会社の資本金の50%以上を保有する希望を表明した。しかしそのことが全く悪い、ということではない。上場会社にとって最も重要なのは経営効果であり、株主の国籍ではないのだ。

 更に海外投資家は技術に投資し、管理能力を高め、企業の経営効果を改善するために、その企業の支配権を保有したいと考えれば、間接投資が直接投資となり、経済にも良い影響を与えるだろう。

 企業経営上、支配権を保有する株主に企業の経営効果を高める対策が無ければ、その支配権及び企業管理権を失っても問題にはならない。

 上場企業(銀行以外)のルームを49%と規定していることで、経営結果がその企業の能力より低くても、支配権を保有する株主はまだ保護されていることになる。しかし、ルーム(外国人保有枠)を拡大した場合、国内の大口株主が海外の株主を前に自分の優勢を守ろうと思えば、管理能力を高め、経営効果を最大化させるのに対策を立てなければいかなくなる。

 このように考えてみると、ルームを拡大することは悪いことだと言えるわけではなく、むしろ市場により公平な競争機会を与える、とも言えるだろう。市場がサポート、特に長期的な対策を必要としているならば、実施するべきことではないだろうか。

(3)に続く

*関連ニュース:
上場企業のルーム拡大案を検討してみる(1)