1) ホーチミン市場(HOSE)
VN-Indexは、11.86ポイント(3.85%)下落し、299.42ポイントで終えた。売買高・売買代金は共に増加した。金融関連銘柄等の業績不振予想が伝えらたこともあり、大幅反落、全面安の展開となった。海外戦略パートナーによるSTB株売却予告も投資家心理を冷やした。
株価:前営業日比で上昇したのは17銘柄、140銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄もほとんどが下落した。4%超下落したものも続出。SJSは小幅続伸した。昨日まで相場を牽引していたSSI・STBは共にストップ安。
STB・269万株、SSI・95万株、SJS・82万株が売買高上位3銘柄だった。
BT6、LCG、OPC、DPC、SFCなどが4%超上昇した。
海外投資家は、取引量を増加させ、買い越しを続けた。
※株価調整のあった銘柄:DPM・現金配当(額面比5%)
2) ハノイ市場(HASTC)
HASTC-Indexは3.73ポイント(3.38%)下落し、106.57ポイントで引けた。売買高・売買代金共に縮小した。
株価:前営業日比で27銘柄が上昇、116銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄では下落したものが目立った。PVS、PVI、NTP、VCSなどは5%超下落した。KBC、VNR、BVS、BTSなどが上昇した。
KLSとACBのみが100万株超取引された。BVSとSD3は商いを伴って上昇した。
海外投資家は相対取引でKBCに大きく買いを入れた。市場取引では、PVSやVNRへ買いを入れたのが目に付いた。
※株価調整のあった銘柄:SD2・現金配当(額面比10%)、SJE・現金配当(額面比10%)
*関連データ他:
サイゴン商信株式商業銀行(サコムバンク) - マーケット情報