東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初の民間旅客便は、全日空ANAが出資するベトナムのフラッグキャリアであるベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)が運航する「VN1便」。
使用機材は、ボーイング787ドリームライナー(Boeing 787 Dreamliner)で、ハノイ~ロンタイン間を約2時間で結んだ。同便にはグエン・ホア・ビン第一副首相をはじめとする政府高官ら約100人から成る代表団が搭乗した。
また同日午前には、国内最大手の格安航空会社ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)が、エアバスA321neo型機でタンソンニャット~ロンタイン間を運航。地場不動産デベロッパーであるFLCグループ[FLC](FLC Group)傘下バンブー航空(Bamboo Airways)もエアバスA321(Airbus A321)型機で同区間を運航した。
ロンタイン国際空港は、2026年中旬に商業運用を本格化する計画で、第1期の年間処理能力は乗客2500万人、貨物120万tとなる見通し。
計画では、国際線の約80%と国内線の約10%をロンタイン国際空港が担い、既存のタンソンニャット国際空港(ホーチミン市)は1000km未満の国際線および大半の国内線を扱うことになっている。配分については、国が状況に合わせて柔軟に調整する方針だ。
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