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26年1~3月期GRDP、ホーチミン+8.27%・ハノイ+7.87% FREE

[2026-04-13 06:46 JST更新]
  
  

 2026年1~3月期の域内総生産(GRDP)成長率は、ホーチミン市が前年同期比+8.27%増と過去10年で最高の伸びを記録した。一方、ハノイ市も同+7.87%増となり、両市ともに力強い経済成長を示している。

ホーチミン市:過去10年で最高の成長

 ホーチミン市の1~3月期の主要経済指標は軒並み好調だった。小売売上高は前年同期比+13%超増加し、観光客数は1900万人を突破した。鉱工業生産指数(IIP)は同+11%増、予算歳入は同+19%増の247兆VND(約1兆5000億円)に達した。海外直接投資(FDI)認可額は約29億USD(約4610億円)となり、同3.2倍の大幅増を記録した。

 同市人民委員会のグエン・ロック・ハー第一副主席は、同期の好調な滑り出しを評価しつつも、同市の年間目標である+10%超の成長を達成するためには、残りの期間でさらなる努力が必要だと指摘した。同市は4~6月に+11%超の成長を目指しており、各機関に対し報告重視から具体的な成果を出すよう求めている。

ハノイ市:順調な経済回復

 ハノイ市の1~3月期のGRDPは前年同期比+7.87%増となり、近年でも高い水準を達成した。分野別ではサービス業が同+8.21%増と成長を牽引し、工業・建設業も同+7.55%増と堅調だった。小売売上高は同+11.2%増の252兆VND(約1兆5300億円)となった。予算歳入は同+1.8%増の255兆VND(約1兆5500億円)と推定され、IIPは同+8.5%増だった。

 また、同市のFDI認可額は4億7890万USD(約760億円)に達した。輸出入総額は同+10.4%増の165億2200万USD(約2兆6300億円)で、うち輸出が41億8500万USD(約6700億円)、輸入が123億3700万USD(約1兆9600億円)だった。同市は手続きの完全なデジタル化などにより、投資環境の改善を進めている。

 2025年のGRDP成長率はホーチミン市が+8.3%、ハノイ市が+8.5%と推定されており、ベトナム経済を牽引する両市は2026年も引き続き高い成長の勢いを維持している。ホーチミン市は2026年の成長目標達成に向け、デジタル経済の比率引き上げや研究開発への投資拡大をさらに推進していく方針だ。


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