
19日のベトナム株式市場は、銀行・不動産の大型株売りに押され、主要指数がそろって下落した。ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスは前営業日比▲16.07ポイント(▲0.94%)安の1689.84ポイントと反落し、1700ポイントを割り込んだ。ハノイ証券取引所(HNX)のHNXインデックスも同▲1.22ポイント(▲0.47%)安の257.91ポイントと続落した。
午後に大型株売り強まる、売買代金は増加
VNインデックスは朝方上昇したものの、午後に主力株への売りが膨らみ下落に転じた。HSXの売買代金は前営業日比+21.5%増の13兆3547億VND(約814億円)、HNXは同+89.3%増の9629億VND(約59億円)となった。前週末からは増加したものの、商いは依然低水準だった。
銀行・不動産株が軟調、証券・石油株は堅調
ビングループ[VIC]は▲3.72%下落し、単独でVNインデックスを約13ポイント押し下げた。ビンホームズ[VHM]が▲1.15%、FPT情報通信[FPT]が▲1.89%、ホアファットグループ[HPG]が▲1.67%下落した。
銀行株もVPバンク[VPB]が▲2.04%、アジアコマーシャル銀行[ACB]が▲1.70%、ベトコムバンク[VCB]が▲1.23%と軟調だった。
一方、証券株ではSSI証券[SSI]が+1.80%、VNダイレクト証券[VND]が+1.89%、VIX証券[VIX]が+1.69%上昇した。
エネルギー関連ではペトロベトナム製油石化[BSR]が+1.76%、ペトロベトナム運輸[PVT]が+1.90%と買われた。
HNXは証券株が下支え、海外投資家は売り越し
HNXではクオックザン(国民)銀行[NVB]が▲3.62%下落した一方、サイゴンハノイ証券[SHS]が+1.63%、MB証券[MBS]が+1.99%上昇した。
海外投資家はHSXで約8000億VND(約49億円)、HNXで約460億VND(約2億8000万円)を売り越した。HSXではVCBやVHMが売り越し上位となる一方、FPTリテール[FRT]は+3.55%上昇し、約1510億VND(約9億2000万円)の買い越しとなった。移動平均収束拡散(MACD)はマイナス圏にあり、短期的には上値の重い展開が続く可能性がある。目先は1700ポイントの回復と1715~1735ポイント付近の戻り売り圧力が焦点となる。
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