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　ソンダヤリ・セメント[銘柄コード：SDY] は2007年度上半期の利益が赤字になったことについて下記の通り説明した。

上半期の利益：－1,859,314,686VND
・工業生産活動の利益：－244,792,518VND
　うち年間生産能力8万2,000トンの設備でセメント生産活動の利益：397,479,556VND
　　　年間生産能力10万トンの新設備でセメント破砕活動の利益：－642,272,074VND
・資材販売活動の利益：－1,839,522,168VND
・資産運用活動の利益：225,000,000VND

1)　生産能力10万トンの新設備でセメント破砕活動の赤字
　この新設備は2006年12月より稼動した。2007年上半期でこの新設備は試運転としてホアンマイセメント会社のセメントを破砕した。上半期の生産高は僅かに1万1,300トンであり、生産能力の4分の1に留まり赤字となった。

2)　資材販売活動の赤字
　SDYはセダン水力発電事業へ資材(セメント、砂)を供給することをソンダ総公社に委任された。現在、セダン水力発電事業の投資主(ベトナム電力総公社)は事業の予算を作成している。その予算によると、砂の単価は231,526ドン/立米とのことだが、予算出来るまでSDYは当事業へ152,000ドン/立米の単価で砂を供給し後で決済する。上半期でSDYは52,936立米を供給した。しかし、実際には砂１立米の原価(管理費、金利などを含まない)は186,750ドンである。従って、砂供給活動の利益は一時的に- 1,839,522,168VNDとなっている。
　第3四半期に投資主は予算表を発行する予定である。そして、投資主はSDYへ4,209,829,099ドン(=52,936立米＊(231,526ドンー152,000ドン)）を追加で支払うことになる。この差額によって上半期の赤字は解消される。