
25日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスが前日比+2.63ポイント(+0.15%)高の1791.41ポイントと続伸した。一方、ハノイ証券取引所(HNX)のHNXインデックスは同▲0.54ポイント(▲0.19%)安の282.65ポイントと続落した。HSXの売買代金は同+10.3%増の21兆3804億VND(約1300億円)だった。朝方に一時1800ポイントの大台を突破したものの、利益確定売りに押されて上げ幅を縮小した。
利益確定売りに押されるも大台を試す展開
前日の大幅高を引き継ぎ買いが先行した。大型株の牽引でVNインデックスは一時1810ポイントに達したが、高値警戒感から利益確定売りが広がり、盤面は値下がり銘柄が優勢となった。一時マイナス圏に沈む場面もあったが、取引終盤に売り圧力が和らぎ、辛うじてプラス圏を維持して取引を終えた。これで4日連続の上昇となった。一方、ハノイ市場は終日もみ合い、小幅続落となった。
ビングループが指数を牽引、中小型株も急騰
個別ではビングループ[VIC]系が上昇した。株価が+2.80%上昇したVICが1銘柄で指数を+10ポイント以上押し上げる原動力となった。一方、ビンホームズ[VHM]は+0.27%の小幅高にとどまった。このほか、シーバンク[SSB]が+2.26%上昇した。
半面、ホアファットグループ[HPG]が▲2.02%、ペトロベトナム製油石化[BSR]が▲2.55%と下落し指数の重石となった。中小型株ではタインコン縫製商業投資[TCM]などがストップ高となった。
海外投資家は3日連続の買い越し
海外投資家による買い越しは継続した。全市場での買い越し額は322億VND超(約2億円)に達し、3日連続となった。市場別では、HSXで280億VND(約1億7000万円)、HNXで30億VND(約1800万円)を買い越した。個別では、やはりVICが362億VND(約2億2000万円)の買い越しで首位。
一方、売り越しはテクコムバンク[TCB]が99億VND(約6000万円)で最多となった。
格上げ期待が支える中長期の見通し
今後の見通しについて、市場関係者は上昇トレンドが維持されているとみている。1800〜1810ポイントの抵抗線を突破すれば、1820〜1840ポイントに向けて戻り基調を強める可能性がある。また、FTSE Russellによる格上げ期待感が下値を支えており、格上げが実現すれば、最大で42億8000万USD(約6800億円)規模の海外資金が流入するとの予測もあり、市場の活性化を促す好材料として意識されている。


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