インターフード(国際食品)[銘柄コード:IFS]は4月25日に開催された2006年度定時株主総会の承認を受けて、下記の情報を公開した。
① アパ食品工業会社の資本の90%を所有
WONDERFARM BISCUITS and COFECTIONERY SDN.BHDと交渉した上、 360万ドルでアバ社の株式の90%を額面価格で買収する事を決定した。現在アパ社の資本金は400万ドルである。この買収契約が完了後、アバ社は500万ドルに増資し、そのうちIFSが90万ドルを出資する予定である。残りの株式10%は個人株主及び既存株主を含む少数株主に保有される。
IFSはアパ社を株式会社に変更する予定である。株式会社に変更するのに必要な書類をドンナイ工業団地管理部に既に提出し、認可を待っているところだ。株式会社になった後に社名をアバ食品株式会社に変更することになる。
アバ社に出資することによって、IFSの売上高は20%増加する見込みだ。
② 北部に新工場設立
IFSはフンイエン省のバンラム区に位置するフォノイA工業団地のB区の3万2,928㎡の土地を賃借りするためにフォーノイA工業団地開発管理会社と契約した。新工場を設立し北部や近隣国で生産拡大するためである。新工場の資本金は400万ドルで、IFSが100%出資する。また、新工場は2009年より稼動開始する予定である。北部に設立する新工場によって、売上高は20%増加する見込みだ。
③アバ社買収と新工場設立の原資:内部資本、新株発行による調達資本と借入金