28日にペトロベトナムドリリング[銘柄コード:PVD]は下記の情報を発表した。
①社名変更:PVD、バンベトファンド運用株式会社とサイゴン証券株式会社[銘柄コード:SSI]の出資で設立された太平洋ドリル投資株式会社(PVインベスト)をペトロベトナムドリル投資株式会社(PVDインベスト)に変更する。PVDインベストの資本金は1兆ドン、そのうちPVDが51%保有することになる。PVDインベストの活動分野は掘削ドリルと石油に関する機械・設備等の賃貸、及びPVDの経営発展戦略をサポートするものになる。
②時価およそ1億9,100万ドルのPVドリリングII自動持上げ型掘削ドリル新造契約の締結:28日にPVDはPVDインベストとシンガポールの製造会社であるKeppel FelsとのPVドリリングII多能114m自動持上げ型掘削ドリルの製造契約締結式をカラベルホテルで開催する。契約金額は1億9,100万ドルで、2009年10月に製造が完了する予定。Keppel Fels社は世界第1位の自動持上げ型掘削ドリル製造会社と評価されている。PVDとKeppel Fels社との契約に従って製造されたPVドリリングI多機能90m自動持上げ型掘削ドリルは現在ホアンロン石油会社の最初のテザック油田をブンタウ沖で掘削するのに使われている。
PVドリリングII自動持上げ型掘削ドリルはヨーロッパとアメリカの最新技術を駆使して製造され、最大9,000mの深さまで掘削でき、深さ114mの海底で稼動できる。