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　ハパコ[銘柄コード：HAP］は、2007年7月23日の日刊サイゴン解放12時間という新聞が「HAPの上半期利益は主に子会社株式売却から出ている。主要な経営分野(製紙)の第1四半期の業績は赤字だった」という記事を掲載したことについて下記の通り説明した。

1)　第1四半期の業績は赤字でなかった
HAP の2007年度上半期の税引後利益は253億ドンに達し2007年間計画(220億ドン)の115％を達成した。そのうち、第1四半期の税引後利益は126億ドンに達した(AFC会計監査会社にて監査済み)。今後3対1による無償増資を行う予定である。
2007年度上半期の業績
・売上高：1,130億ドン(前年同期比：24.3％増）
・税引後利益：253億ドン(前年同期比：266.67％増)
・直近4期の四半期に基づく1株当り利益(EPS)：5,621ドン
＊2006年度配当済み、HAPの未処分利益が150億ドン(約1億1,400万円)で2007年上半期の税引後利益(配当7％を控除後)をプラスして300億ドン(約2億2,700万円)となり、無償増資に応じられる。

2)　HAPの2007年上半期の利益は子会社の株式売却利益を含まない

ハパコイエンソン会社[銘柄コード：YSC]はHAPの子会社であり、HAPは資本の83.36％(73億ドン)を保有している。YSC株の流動性を向上させ、またハノイ証券取引所の要請を満たすため、HAPは保有するYSC株の30％を売却することを発表したが、証券保管センターへ登録する手続きが完了しないので、まだ売却していない。

追加情報
＊石油精製所建設案については海外パートナーが7月末建設提案を完成してから、政府に提出される。