ビンディン省人民委員会は、ビンディン鉱産[銘柄コード:BMC]のデギ鉱脈のチタン開拓許可申請のため、首相及び関連機関に提案文書を送付した。
デギ鉱脈北部は既に埋蔵量調査が行われ(レベルC1)、Bimal合弁会社に284ヘクタール、BMC社に73ヘクタールの開拓許可が下されている。一方、デギ鉱脈南部新開拓地区は初期調査の結果、C2レベルの埋蔵量と評価された。そこでこの163ヘクタールのチタン開拓し、BMC社チタン製造工場(生産高:19,000トン/年)へ原料として提供するために、ビンディン省人民委員会が許可申請を行っている。
同時に上記のチタン製造工場建設(投資総額:550億ドン、約4億1,600万円)のため、BMC社は2対1による既存株主への新株発行を計画している。
BMC社の2007年度上半期税引後利益は218億ドン(約1億6,500万円)であり、2007年計画89%達成。デギ鉱脈南部開拓認可を取得、新工場が稼動すれば、BMC社の2007年度利益は計画を遥かに超えると見られる。