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　新社長の就任後(2007年6月1日)バク・トゥェト・コットン[銘柄コード：BBT]は顕著な発展を遂げてきた。雑誌「証券投資」では、BBT社の社長であるタ・スアン・ト氏へのインタビューを下記の通り行った。

質問)2007年度株主総会後、実施されてきた企業改革はBBT社にどんな影響を与えてきましたか？

ト社長)ホーチミン市アウコ通りからビンロック工業団地の工場へ、工場移動を完了し、現在の稼動率は90％です。第4四半期の稼働率は100％に引き上げる予定で、2008年には120％に引き上げるため、技術革新を行っています。販売活動も順調で、この4ヶ月の平均売上高は年初より10％上昇しました。

質問)BBT社は以前、ベトナムの医療品生産業界での最良ブランドだと言われていましたが。

ト社長)BBT社の2007年度1月～9月までの売上高は前年同期と比べて15％増加しました。大切なのは我々は自社の名声と威信を取り戻したということです。BBTの株価が最近続伸してきていますが、BBTに対する投資家の信頼が表われているのではないでしょうか。

質問)投資総額2,000億ドン(約14億4,900万円)のBBTの病院建設プロジェクトは多くの投資家を驚かせましたが、進捗状況についてお話し下さい。

ト社長)病院建設プロジェクトは承認されました。現在必要な手続きを行っています。また、韓国の病院設計コンサルティング専門会社と設計コンサルティング契約を締結しました。設計費は80億ドン(約5,800万円)です。新病院のためのスタッフ募集も開始しました。このプロジェクトを展開するのに必要な資金を調達するため、BBTは新株発行の準備を行っています。

　今年の第4四半期に、近代的なバンドエイド生産ラインの導入を完了する予定です。この投資事業は売上高を現在の2、3倍にすると予測されています。

質問)資産運用や不動産投資に力を注ぎ、主要事業の活動を怠っている企業が多々あるようですが、BBTはどうですか？

ト社長)医療品生産はBBTの主要事業です。製品品質の向上、及び市場の拡大に力を入れています。ターゲットとするマーケットシェアは、少なくても80％です。他のプロジェクトや事業はその主要事業を補助するために行われます。資産運用ですが、BBTの顧客である医療事業で活動する企業に投資する方針です。そういう企業が株式会社化を行えば、BBTは戦略的パートナーになりたいと考えています。