環境資源局の環境調査隊は9月5日、ロンアン省のベンルック区にあるロンアン食品加工輸出入株式会社[銘柄コード:LAF]のカシューナッツ加工所2ヵ所を検査し稼動停止を命じた。LAF社は次の通り説明した。
上記の2ヵ所のカシューナッツ加工所の設備は、ロンアン省のタンアン区から移動されたばかりであるため、まだ廃棄物処理システムが設置されていない。再稼動に向けて、設置を急いでいるところである。
LAF社のカシューナッツの生産高は1日あたり90トンであり、その内、ベンルック加工所の生産高は1日あたり20トンである。生産高を確保するため、LAF社は近くにある友好会社の加工所を利用している。そのため、上記の2ヵ所の加工所の稼動停止による業績への悪影響はないと同社は見ている。
また、LAF社はロンアンカシューナッツ工場の新設備の設置を準備しており、12月に稼動する予定である。新しいシステムは環境保全を配慮したものであり、生産高の確保、コスト削減も行える。