サイゴン証券[銘柄コード:SSI]は株主であるゴ・タイン・フン氏から2007年度賞与福利厚生積立金の処分についての意見書を受け取ったが、次の通り説明した。
賞与福利厚生積立金を税引後利益の20%とすることは、2007年度定時株主総会で承認されており、それによれば、2007年度はおよそ2,000億ドン(約13億6,990万円)となる予定である。正確な金額は2007年度業績の会計監査後に開催される2008年度定時株主総会で発表されることになっている。
また、この積立金は毎年の役員報酬や社員の福利厚生、テト祝祭用、保険料支払いなどに使用されるが、将来の経営状況が悪化した場合のための準備金としても使用され、1回の社員賞与としてのみに使われるわけではない。
一方で、適切な奨励は社員にやる気を出させるのに大切であると考えている。特に60社を超える証券会社が競合している現在、経験があり、水準の高い社員を維持していく必要があり、株主にとっても最大の関心事である会社の利益の最大化に尽くしてくれた社員に対しては、相応しい賞与を用意するつもりである。