2007年11月末には、2007年度利益が400億ドンに達する見込みであると発表したバリア・ブンタウ住宅開発株式会社[銘柄コード:HDC]は先週、2007年度利益は272億3,000万ドン(約1億8,280万円)であると下方修正し、投資家を驚かせた。HDCのレ・ビエット・リエン監査役は次の通り説明した。
不動産市場が2007年に顕著な発展を遂げた。11月末時点では、ブンタウ市第2丘陵にある住宅地、205軒の連結住宅、180軒の別送タイプ住宅、594部屋のコンドミニアムは既に注文済みであり、それらによる売上高はおよそ7,000億ドン、前年にまだ計上されない利益も加えると、2007年度利益は400億ドンであると予想していた。しかし、その時点では、法的手続きが完了せず、清算できない契約が数多く出ることになった。そのため、2007年度利益は272億3,500万ドン(約1億8,280万円)、売上高は2,496億3,200万ドン(約16億7,540万円)と下方修正された。この業績による2007年度利益の達成率は157%となった。
リエン監査役によれば、まだ清算されていない売上は、2008年度第1四半期、及び第2四半期に計上される予定である、という。
HDCは、2008年にはフーミー新都市区の住宅、ブンタウ市第2ゴックトゥオック丘の別荘式の住宅、サオマイ・ベンディン住宅地の販売を予定している。