1) ホーチミン市場(HOSE)
南部解放記念日とメーデーの連休後、第12期第3回国会と共に戻ってきたが、市場は5営業日続落した。VNインデックスは500.33ポイントまで下げ、前週比(4月29日)22.03ポイント下落した(4.22%)。先週の売買代金総額は1兆1,360億ドンに達し(1日平均売買代金:2,270億ドン・約14億6,500万円)、先々週の売買代金(1日平均売買代金3,930億ドン・約25億3,500万円))よりかなり減少した。
先週、海外投資家の購入総額は6,020億ドンに達し(1日平均購入金額:1,200億ドン)、売却総額が1,090億ドンであった(1日平均売却額:210億ドン)。先々週の1日平均購入額は1,560億ドン、1日平均売却額が220 億ドンであった。また、海外投資家同士が2,730億ドンの債券を取引した。
時価総額が大きい多くの銘柄が下落した。最も大きく下落したのはサイゴン商信銀行 (銘柄コード:STB)(9%下落)、ペトロベトナム化学肥料(銘柄コード:DPM)(5.6%下落)とペトロベトナム・ドリリング(銘柄コード: PVD)(ただし現金配当と無償増資による株価調整後の5.2%下落)であった。
2) 評価
先週、市場は週末に向け大きく下落し、売買高と売買代金も縮小した。金曜日にはVNインデックスはついに500ポイントを下回った。買い越しこそ続けているが、海外投資家の取引は減少の兆しが見える。こうした中で先週はDPM、ビナミルク(銘柄コード:VNM)、ホアファット(銘柄コード:HPG)、PVD等、2008年第1四半期の業績が良かった銘柄の購入を継続した。
一方、国内投資家は慌しく株を売り続けた。統計によれば、需要は減少し、逆に供給が増加している。国内投資家が依然市場を押し下げている主な要因となっている。
また先週、国際信用格付け機関である米・スタンダード&プアーズ社が、ベトナムに対する信用格付けにおける見通しを引下げた。これは、今後海外で資金調達することが難しくなることを意味しており、また金利も上昇するということを意味している。
為替では、ベトナムドン・米ドルのレートが先週にドル高・ドン安に振れた。海外銀行は顧客の需要を満たすため、外貨購入を強化している。多くの投資家が自国通貨から米ドルへ両替し、銀行に預けている。
困難な局面が続く中、海外投資家が大きな買い越しを継続していることは市場にとって、とても幸運なことだと言えるだろう。
(2)に続く
*このレポートはハノイ証券会社から参考用として提供されています。


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