地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)は、フランスの首都パリで17日から開催される「パリ・モーターショー(Paris Motorshow)」に自社ブランドの電気自動車(EV)4車種を出展する。
出展するのは、「VF 6」、「VF 7」、「VF 8」、「VF 9」の4車種。このうち、Bクラス(ハッチバック、クロスオーバーSUV) のモデル「VF 6」とCクラス(セダン、クロスオーバーSUV)のモデル「VF 7」は、同社と世界的に有名なイタリア系トリノ(Torino)がデザインしたもの。DクラスのSUV「VF 8」とEクラスのSUV「VF 9」は、イタリア系ピニンファリーナ(Pininfarina)がデザインしたものとなっている。いずれも10年間の保証が付く。
これに先立つ9月、ビンファストは北部紅河デルタ地方ハイフォン市の工場で、「VF 8」の引き渡し式を開催し、購入者への引き渡しを開始した。年末までに5000台を輸出し、海外でも引き渡しを開始する予定。
また、同社はハノイ市で10月7日、ビンファストベトナムコミュニティをお披露目し、「VF 9」を紹介した。
なお、同社は2018年のパリ・モーターショーにも出展し、5人乗りのセダン「LUX A2.0」と7人乗りのSUV「LUX SA2.0」の2車種を発表した。