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  地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)は24日、アジア開発銀行(ADB)などからクリーンエネルギー系融資(グリーン融資)を獲得したと発表した。

  融資額は1億3500万USD(約200億円)。ADBは融資のほか、主幹事としてビンファストの事業向けファイナンスアレンジメントを担当する。このほかの融資者としては、◇Export Finance Australia、◇the Finnish Fund for Industrial Cooperation、◇Oesterreichische Entwicklungsbank AG、◇responsibilityなどが挙げられる。

  今回の融資金は、電気バスの製造と充電スタンドの設置などに充当される。

  ベトナムの交通運輸分野は、全国の温室効果ガス排出量の18％を占めている。ビンファストによる同事業は、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)におけるベトナムのコミットメントの実施および2050年までに「カーボンニュートラル」を達成するという目標に貢献するものと期待される。

  なお、ビンファストは2026年までに全世界で年間75万台の電気自動車(EV)を販売することを目標に掲げている。