地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製の電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)は、ホーチミン市で4月末にタクシーサービスを開始する計画だ。
同社の代表者はグオイラオドン(Nguoi Lao Dong)紙のインタビューに対して、ホーチミン市でタクシーサービスの試験導入を実施していると明らかにした。試験導入で使用するのは、ビンファスト製のEV「VF e34」100台。
これに先立つ4月14日、GSMはハノイ市でタクシーサービスを開始した。使用する車両は「VF e34」500台と「VF 8」100台。
同社は2023年中に少なくとも国内5つの主要都市でタクシーサービスの提供を開始し、その後は全国の各都市にサービスを拡大していく計画だ。導入する車両は約1万台となる見通し。
このほか、同社は海外市場への進出に向けて、海外のパートナーと交渉を進めている。