第2四半期に、ゴーバップ区に開業したショッピングセンター(SC)「ロッテマート・ゴーバップ(Lotte Mart Go Vap)」案件から2万7410m2が新たに市場に供給された。
中心部の1m2当たりの平均月額賃貸料は前期と同じだったが、中心部以外の地域では前期に比べ▲4%低下した。これは、「ロッテマート・ゴーバップ」の平均月額賃貸料が1m2当たり25USD(約2580円)で、市場全体の平均水準を下回っているため。
空室率は小売業態を問わず改善しており、前期比▲1.4ポイント低下した。このうち最も大きく低下したのはショッピングセンターで、同▲2.5%低下した。5月に閉店した7区のSC「パークソン・パラゴン(Parkson Paragon)」では、閉鎖前の空室率が約30%だった。