ホーチミン市人民委員会によると、2000年に設立されたHSXの株式時価総額は現在、両証取全体の88%超を占めている。財務省とホーチミン市はベトナム証券取引所の開設に向け、ITシステム構築に8000億VND(約37億円)、本部建設に4000億VND(約18億5000万円)を投じている。
また、ホーチミン証取とハノイ証取は10月より、新株価指数「Vietnam Allshare Index=VNX Allshare Index」を採用する予定。これは、ホーチミン証取上場の208銘柄とハノイ証取上場の180銘柄、計388銘柄から構成される。
この新株価指数が採用されれば、投資家は国内の証券市場全体の変動を把握することが可能となり、外国からの投資誘致にも貢献するものと期待されている。