会員ログイン ID   パスワード

会員登録・延長手続 パスワード確認  IDとパスワードを記憶させる
ベトナム株情報 > ベト株ニュース > 産業 > 金価格が過去最高値更新、高需要で海外相場との価格差拡大

ベト株ニュース - 産業

  
  

金価格が過去最高値更新、高需要で海外相場との価格差拡大 完全無料ニュース

[2022/02/24 08:13 JST更新]


(C) cafef 写真の拡大

 ベトナム国内における金地金(ゴールド)価格は2021年中旬から上昇の一途を辿り、過去最高値を更新している。

 これにより、国内と海外における金地金の価格差は1テール(37.8g)当たり1100万VND(約5万5600円)以上に拡大している。

 23日午後に金地金大手のサイゴンジュエリー(Saigon Jewelry=SJC)が提示したSJCブランドの1テール当たりの金価格は、◇買い値:6325万VND(約31万9400万円)、◇売り値:6385万VND(約32万2500円)となっている。

<SJCブランドの1テール当たりの金価格の推移>(単位:百万VND)


 ベトナム国内で金価格が上昇を続けている背景には、カザフスタンやリビア、イランなど産油国の政治不安に加え、ロシアによるウクライナ侵攻の可能性が高まっていることがある。

 これに関連し、世界の主要な金鉱山会社によって構成される非営利団体「ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)」によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が続いた2021年におけるベトナムのゴールド消費量(金地金、コイン、ジュエリー)は前年比+8.0%増の43tへと順調に伸び、東南アジアでトップに立っている。

 ベトナム人は資産としてゴールドを好む傾向がある。最近行われたある調査では、回答者の72%が「ゴールドは安全な投資資産」だとし、「今後もゴールドへの投資を継続する」と回答した。


  
  
印刷用ページ