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　地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)は、5月28日から6月1日までインドネシアのスラバヤで開かれた「インドネシア国際モーターショー・スラバヤ2025(IIMS Surabaya 2025)」で、4つの賞を受賞した。これにより、同社はインドネシア市場におけるブランド力と存在感をさらに高めた。

　受賞内容は以下の通り。

◇最優秀都市型EV賞：「VF 3」
◇最も印象的な新車種賞：「VF 6」
◇最も魅力的なブース賞
◇最も美しい衣装賞

　「VF 3」は、来場者投票で89％の支持を集め、「最優秀都市型EV賞」を受賞した。手頃な価格と洗練されたデザインが評価され、都市部の消費者から高い支持を受けている。

　ビンファストのブースは、未来志向のデザインと広大な展示スペースで注目を集めた。また、ベトナムの伝統衣装であるアオザイを着用したスタッフが、ベトナム文化の魅力を発信し、多くの来場者と交流を深めた。

　同社は現在、インドネシア市場向けに「VF 3」、「VF 5」、「VF 6」、「VF e34」の4車種を展開している。また、ジャカルタ、バンドン、スラバヤ、バリなどの主要都市に販売網を拡大しており、2025年中にはサービスセンターを500か所に拡充する計画だ。

　また、同社はグリーン・スマート・モビリティ(サインSM＝GSM)や、V-GREENグローバル充電スタンド開発会社(V-GREEN)と連携し、インドネシア国内でのグリーンモビリティの普及を推進している。