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ホーチミン:タクシーの7割以上が電動化、インフラ整備も加速 完全無料ニュース

[2025/12/22 14:58 JST更新]

 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で、全体の71%を占めている。旅客輸送分野におけるグリーン車両への転換が急速に進んでいる。

 同市建設局が建設省に報告した内容によると、市内のバス路線数は176路線、車両台数は計2386台で、このうち電気バスが627台で全体の26.3%を占め、圧縮天然ガス(CNG)バスが451台で同18.9%となっている。

 また、電気バス向けの充電ステーション5か所を整備し、超急速充電スタンド56基を設置した。

 タクシー以外では、配車アプリを利用した旅客輸送用のバイクが8万8742台あり、このうち約2万5000台が電動バイクで、全体の28.1%を占める。

 充電インフラの整備も加速している。市内には現在、約1000か所の充電ステーションがあり、充電スタンド9432基、充電ポート1万4743基を設置している。このうち、EV向けの急速充電ポートが4792基、普通充電ポートが9839基だ。電動バイク向けには、急速充電ステーション300か所、充電ポート約9000基が整備されている。

 同市は今後、車両のグリーン転換需要に対応するため、充電インフラ整備をさらに推進する方針だ。すべての官公庁、病院、バスターミナル、駐車場にEV充電設備を設置するほか、自動車用の公共EV充電ステーション、またはグリーンエネルギーステーションを少なくとも1500か所整備する計画だ。

 このほか、商業施設や集合住宅、学校、駐車場、バス停などにおける電動バイク向けの充電・バッテリー交換拠点も拡充する。


  
  
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