タンベト証券(Cong ty chung khoan Tan Viet)のホアン・スン・クエン分析部長は、IPO(新規株式公開)関連計画を続けて変更することは、ベトコムバンク(VCB)のイメージに影響を与えると考えている。戦略的パートナーに株式発行後、IPOを行えば、その戦略投資家のイメージが重なり、VCBが更に魅力的に映るのではないかと指摘した。また、IPOを先に行うことで、落札価格が低くなるリスクも捨てきれない。
というのも、VCBの新株発行後の資本金は15兆ドン(約1,041億6,700万円)であり、2007年の税引後利益は前年比10%増の3兆ドン(約208億3,300万円)~3兆2,000億ドン(約222億2,200万円)を達成する見込みである。これに基づいて株価を考えてみた場合、1株利益(EPS)が2,000ドン~2,200ドンとすると、株価収益率(PER)を50~60倍として、初めて株価は10万ドン~12万ドン程度と想定することができる。「このPERをどう評価するかです」、とグエン氏は説明した。
国内投資家たちはVCBのIPOが年内に行われるという情報に対して興奮しているのに対して、IPOの前に市場が下落することを心配している人もいる。投資家のホアンさんは、これでIPOまでは市場を下落させるため、海外投資ファンドは売りを強めるのではないかと考えている。VCBのIPO落札価格を低く抑えるためである。
一方で、レ・ティ・トゥ・ハノイ投資証券社長は、12月は証券市場は大きく上昇する時期であり、企業の好業績などの材料もあり、VCBの株価は5万ドン以下にはならないだろうと語った。その他、年末には決算報告を控えた投資ファンドが大きく資本投入をするのではないかと見られており、潜在性の高いVCBの株は大いに注目されている。トゥ社長は株価を8万ドン~12万ドンと予想している。


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