南部メコンデルタ地方アンザン省人民委員会とベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)、南部空港局(SAA)、観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)傘下のサン空港社(SAC)は18日、フーコック国際空港におけるACVのすべての航空インフラ資産をSACに引き渡す計画の協定を締結した。
協定によると、ACVは滑走路や誘導路、緊急時対応設備、運航システムなど既存の資産をすべて引き渡す。アンザン省人民委員会は調整機関としてACVから資産を受け取り、直ちにSACに移管する。
資産の引き渡し後、SACはACVの査定結果に基づいて資産の残存価値全額を10日以内に支払う責任を負う。その他の必要な書類も10日以内にSACに引き渡す。手続き期間中の運航の安全性を確保するため、引き続きACVが運営を担い、規則に基づく条件を満たした場合にのみ、SACに空港運営権が完全に移管される。
旧キエンザン省(現アンザン省)人民委員会は6月19日、フーコック国際空港拡張プロジェクトの投資主としてサングループを承認した。資産の引き渡し完了後、SACと関連機関は第2旅客ターミナルや新滑走路の建設、駐機場の拡張などに着手する。


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