不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)はこのほど、ハノイ市指導部に対し、同市南部に面積約6000haの科学技術・イノベーション・ハイテク産業生産センターを建設することを提案した。国内における「シリコンバレー」の形成を目指す。
同プロジェクトは5つの主要な機能エリアで構成される。科学技術研究センター(約1000ha)には、高層オフィスや研究所、製品テストエリアが含まれる。VICは世界のトップテクノロジー企業を誘致するための魅力的な優遇政策を設けるとしている。
データセンター(約300ha)は第1期で容量200MWとし、VICが直接投資する。電力は同社傘下のビンエネルゴ(VinEnergo)が開発する再生可能エネルギーシステムから供給され、市の既存電力網に影響を与えない。科学技術訓練学校システム(約500ha)は大学、短大、中等教育学校で構成され、ハノイ市および全国の科学技術分野に質の高い人材を提供する。
ハイテク産業パーク(約4000ha)では、電気自動車(EV)や電動バイク用バッテリー、蓄電池、電子機器、半導体、電気モーター、ロボット、宇宙機器などの生産企業を誘致する。鉄道産業パーク(約300ha)は、機関車や車両、部品、都市鉄道(メトロ)設備の製造工場や集中メンテナンス・修理センターを備える。
VICは、ハノイ市の承認が得られれば、法規定を順守しつつ最速スケジュールでプロジェクトを展開すると確約している。


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