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スタンチャート銀、22~23年のベトナムGDP成長率予想を据え置き 完全無料ニュース

[2022/07/14 08:37 JST更新]


(C) vneconomy 写真の拡大

 英スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered Bank)はグローバル経済に関する最新レポートの中で、2022年と2023年におけるベトナムの国内総生産(GDP)成長率予想をそれぞれ+6.7%、+7.0%で引き続き据え置いた。

 同行の専門家によると、ベトナムが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けた2年間を経て観光業を再開したことを背景に、今年の下半期に経済が大きく回復する見込み。しかし、世界の原油価格上昇が経済に悪影響を与える可能性があると予想されている。

 また、同行は2022~2023年におけるベトナムのインフレ上昇率予想もそれぞれ+4.2%、+5.5%で維持した。通貨ドンの対米ドル為替レートは2022年9月末時点で1USD=2万3000VND、同年12月末時点では1USD=2万2800VNDとなる見込み。

 同行は、ベトナム国家銀行(中央銀行)がインフレの上昇や通貨ドンの下落を背景に、2023年10~12月中に政策金利を+50%pt引き上げて年4.5%とする可能性があるとの見方も示した。


  
  
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