不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)系の高級小売スペース賃貸最大手ビンコムリテール[VRE](Vincom Retail)は20日、韓国でプレミアムビュッフェチェーンを展開するクークー・フランチャイズ・グループ(QooQoo Franchise Group)と戦略的提携に関する覚書(MoU)を締結した。
両社は2026~2027年にかけて、ハノイ市とホーチミン市を中心に、ビンコムリテールが運営・管理するショッピングセンターや商業エリアで、クークー傘下の飲食チェーンの展開を検討する。
韓国メディアによると、クークーは2026年初めに南中部地方カインホア省ニャチャンでベトナム1号店を開業した。12月にはホーチミン市の大型商業施設「ビンコム・メガモール・タオディエン(Vincom Mega Mall Thao Dien)」に2号店、2027年2月にはハノイ市の商業施設「ビンコム・メガモール・タイムズシティ(Vincom Mega Mall Times City)」に3号店を開業する予定だ。今後5年間で、ホーチミン市に7店舗、ハノイ市に少なくとも5店舗を展開することを目指す。
今回の提携を通じて、クークーはベトナム最大規模の商業施設ネットワークを活用し、同国での事業拡大を目指す。また、両社は両国間の貿易促進にも取り組む。VREはベトナム国内でクークーブランドの広報を行い、クークーは韓国の消費者や企業に対してビンコムの商業施設を紹介する。
クークーは韓国国内で寿司ビュッフェを中心に約90店舗のフランチャイズ店を展開しており、2024年のチェーン全体の売上高は3976億ウォン(約470億円)に達した。ビンコムリテールは同社との提携を通じて、自社施設における飲食エリアの魅力を高める考えだ。


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