フオンナム銀行(サザンバンク)は5日、同行株式の10%以上をアメリカのキャセイ銀行に売却する予定であることを明らかにした。同行のグエン・ゴック・ティン頭取は「サザンバンクは外国の戦略パートナーであるキャセイ銀行との協力によって、競争力を高め、速やかに国際市場に参入する方針だ」と述べた。
サザンバンクの株式売却比率は今後の交渉で決定されるが、10%以上となる見込み。ベトナム国家銀行(中央銀行)が準備中の、外国銀行による地場銀行株の保有上限比率に関する規定(単独の外国戦略投資家に対して最大20%の保有を認める内容)が施行されれば、最大で20%となる可能性もある。
サザンバンクは年内にも資本金を現在の6,000億ドン(約44億円)から1兆2,000億ドン(約89億円)に倍増する計画。この増資は、キャセイ銀行への株式売却後に行われる予定だ。
現在、外国戦略パートナーを持つ地場銀行には、サイゴン商信銀行(サコムバンク)、技術商業銀行(テクコムバンク)、VPバンクがある。また、輸出入銀行(エクシムバンク)、軍隊銀行(MB)、イーストアジア・コマーシャル銀行(EAB)などが同様の計画を進めている。


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