② 話題沸騰の株は避ける
兄弟、親戚、近所の人、或いはコンサルタントの専門家がある会社のことについてよく話していても、それはその会社の株が利益を生み出すことを保障しているものではない。投資する決断をする際には、投資理由がはっきりとわかっていなければならない。あなたが非常に苦労して儲けた大きな金額を投資する前に、自分でいろいろ研究したり分析したりすべきなのだ。
他人の情報に依存してしまえば、ミスを起こしかねない。たまに運が良ければ多少儲けることもできるだろうが、そういう情報に依存しているだけでは、成功する長期投資家になることは出来ないだろう。
③ 株価が下落しても気にしない
原則の①で、投資の効果が期待通りにならない、といつ見分けがつくかが重要だということを記した。早ければ早いほど売った方が良い。ただこの原則は短期投資の株だけに適用する。逆に長期投資家としては、株価が下落しても落ち着いているべきだ。
投資活動ごとに、全体の状況を注意する必要がある。短期利益を心配せず、投資目録の「品質」をいつも信じることが大切だ。また、短期利益を目指して保有期間を変更したり、株価が高そうだということで売ったりしない。
トレーダーは毎日毎分、株価をフォローするが、長期投資家は逆に市場の変動から情報を把握する(つまり、数年間の動向を元に株価を評価する。)。よって、長期投資家になるためには、投資目録の動向に対して冷静に対処できる術を身に着けることも必要になる。
④ 株価収益率(PER)が全てではない
ほとんどの投資家はPERを重視しすぎる傾向がある。PERは株式市場の主要な指数だが、この指数だけで株の売買を決定すればすごく危うく、損失を被りかねない。全体の状況からPERを判断し、更に他の分析方法と結合させることで、PERの役割は最も有効に生かされる。
⑤ ペニーストック(株価の低い株)の魅力に注意
通常、株価の低いペニーストックに投資することで損失額が抑えられると考えられている。しかし、実質価値が10,000ドンを下る株を50,000ドンの株価で買えばどうなるのか?更に最悪投資した資本がなくなることも考えられる。ペニーストックの流動性は、ブルーチップストックの流動性よりずっと低いということは、ペニーストックのリスクが高いことを表している。
⑥ 計画の実行力
人はそれぞれの方法で株を選び投資目標を達成する。成功に導く道はたくさんあり、どの道が最も良い道か決めることはできない。しかし、自分の道や原則が見つかったら、それを守らなければならない。株式の選定方法を何度も変更する投資家は有効に投資することが出来ないだろう。有効な投資方法を守れば、市況の先を判断でき、他の投資家は失敗するのに、それを避けられる投資家になれるはずだ。これはウォーレン・バフェット氏の1990年代のドットコムバブル時代の経験だ。企業価値を最も大切な指標にする戦略で、彼は新規設立会社に投資することを避けた(その時、IT企業に投資することが流行っていた。)。マスコミからもいろいろ指摘されたが、結局彼の戦略は正しいと証明された。そのおかげでバフェット氏はドットコムバブルの崩壊にあまり影響を受けることがなかったのだ。
(3)へ続く


印刷用ページ


