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ベト株ニュース - 市場概況

  
  

市場へ投入される資金の調達方法 完全無料ニュース

[2007/08/02 21:28 JST更新]

 経済日報新聞の調査した結果では、殆どの投資家が自分の資本を主動的に使用しているという。
 この調査は、現在証券市場へ投入されている資本源へ大きな影響を与える国家中央銀行の証券担保貸付についての規定03号の効力発生日(7月1日)に、インターネットで行われた。
 規定03号が発行された時には、証券担保による資本借入契約が順次満期になり、投資家が資本を回収するために株式を大量に売ることで、大きな資本が市場から逃れて、相場が下落するのを心配する意見が多くあった。
 経済日報は「現在、投資家であるあなたの資本はどうやって調達しましたか?」という質問を出した。3週間後、経済日報は読者3,200人以上からの意見を受け取った。結果は下記の通りであるが、かなり興味深いものとなった。

・自分の預金:40.9%
・商業銀行から借入:14.92%
・生産経営活動からの資本:13.89%
・他からの調達:11.53%
・資産運用から出た利益:10.4%
・他の投資分野からの資本:8.36%

 上記の結果を見れば、証券市場に投入されている個人投資家の資本の大部分は預金(40.9%)であるということがわかった。これは持続可能で市場にとって意味のある資本源である。国民の遊休資本の潜在性はとても高いということだろう。
 またこの結果は商業銀行にとっても参考になる数字であり、彼らを心配させているだろう。証券市場が発展する以前には、国民の遊休資本は商業銀行の収益源だったが、現在その資本源はより活発であり受益性がより高い投資先に投入されているのだから。
 預金で投資すれば、投資家は自分の投資計画を主動的に立ることができ、特に長期投資が可能になり、返済と満期の圧力を避けることができる。

 一方、約14%の投資家は、自分の生産経営活動からの資本を自分の預金の場合と同じように、主動的に使用することができる。多分、この人たちは個人経営者であり、大きな資本を集めることができるのだろう。彼らにとって、証券市場とは利益を生み出すチャンスそのものであり、同時に自分の事業への資本を調達するチャンネルでもあるのだ。
 また、約10.4%投資家は資産運用から出た利益を再び証券市場に投入している。ここで、証券市場の受益性が他の投資チャネルより高いということが証明される。地金、不動産に投資したり銀行に預金したりすれば投資家は大きな資本が必要となり、また時間も結構かかるが、証券市場に投資すれば利益は早く生み出される。

 2006年末、そして2007年初めに、ベトナム証券市場でたった数千万ドンから始業した億万長者が出た。当然、当時は証券市場が活況となり、チャンスが多かった時期だったということはある。現在のような調整局面では、利益を上げるためには実力が必要になっている。
 その他、この間証券市場に投入された資本の一部(8.36%)は地金市場、不動産市場などの他の投資分野から移動して来たものだ。証券市場の魅力がとても大きかったことを物語っている。

 実際に本来地金や不動産に投資していた多くの投資家は、全ての資本を証券市場に投入している。流動性や多様性がより高い投資チャネルを発見したためだ。
 現在、投資家と市場管理機関が最も関心を持っていることは、証券市場へ投入されている銀行借入資本がどの程度か、ということだ。もしその規模がわかれば、国家中央銀行が規定03号に従って通貨の回収を図った影響を評価することができるだろう。
 調査結果によると、一部の投資家(約15%)は銀行からの借入金で投資している。現在市場が調整局面に入っている背景には、証券担保貸付の回収期限が年末となっていることがあり、それが圧力となって市場に影響を与えていると見ている人も少なくない。借入契約が満期になった後で、彼らはどこから資本を調達するか?若しくは市場から離れて行くのか?
 この質問へ回答としては、商業銀行の代表者と多くの投資家は、規定03号、特に一商業銀行の貸付総額の3%という制限が変更されることを期待する、というものがある。しかし、実際にはそれはなかなか難しいことのようだ。


  
  
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