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証券業界の”鮫”、SSIのフン会長へのインタビュー 完全無料ニュース

[2007/08/23 21:28 JST更新]

 サイゴン証券(銘柄コード:SSI)の会長であるグエン・ズイ・フン氏は、ベトナム証券市場が最も酷い時点(2003年9月)で“全ての銘柄が下落しているって?普通のことだ。株価が上昇する日があれば、下落する日もある...”と平気な顔をして言ったことがある。
 最も危機の時にこそ大きな経営チャンスがあるという考えは、現時点ではどういう意味になるのか?Vietnamnetはベトナム証券市場の鮫と呼ばれるグエン・ズイ・フン氏へのオンラインインタビューを下記の通り行った。

質問) 以前、会長はSSIのウェブサイトがSSIの偉大さに相当しないので近い将来に改良予定だと話されましたが、いつ改良されてオンライン取引ができるようになりますか?

フン会長) 現在、新しいウェブサイトはテスト中であり、9月から公開される予定です。現在、当社から証券取引所までの送信ラインは容量を制限されているので、まだ投資家の皆さんへオンライン取引サービスを供給することができません。

質問) 最近、多くの証券会社では顧客を獲得するためにキャンペーンを行い、手数料を引き下げています。多くの証券会社の手数料はSSIの手数料より安いですが、この競争について心配していますか?

会長) 当初からSSIは手数料による競争ではなく、サービスによる競争を主張しましたので、当社は他の証券会社が手数料を引き下げることを全く心配していません。

質問) 現在、SSIは他の証券会社を買収する計画がありますか?

会長)  いずれは他の証券会社を買収するつもりですが、現在殆どの証券会社は経営許可書以外に売却できるものがないので、まだ計画してはいません。

質問) 会長はSSIの2008年度の利益成長率は20%(計画)と言われましたね。しかし、この前転換社債を発行する時は、今後3年間の配当率が最低30%と言われていましたが、矛盾していないでしょうか?SSIは約束したことを厳守することができますか?2008年度の配当率はどのぐらいだと計画していますか?

会長) SSIは約束したことを全て厳守します。2008年度の配当率は最低30%です。

質問) 多くの投資家はこの間のSSIを含む証券会社の自己売買活動が証券市場の需給関係へ悪い影響を与えたと考えています。この考えについてどう思いますか?

会長) 現在、証券会社の規模がまだ小さいので、市場へ大きな影響を与えることはできないと思います。一方で、証券市場は証券会社が存在し発展するところなので、証券会社はいつも市場の安定を希望しています。

質問) オーストラリアのANZ銀行がSSI株を市場の価格よりかなり高い価格で購入したにもかかわらず、どうして、SSIの株価は上昇していないのですか?

会長) ベトナム証券市場が調整局面に入っているので、SSIの株価も影響を受けています。ANZ銀行の他に、SSIへ同じ価格で投資することを希望している機関は多くあります。もし今後、ある機関がSSIの資本の10%を上場市場で買うとして、株価がどこまで上昇するか想像してみてください。ANZ銀行が買った価格で買えると思いますか?

質問) この前SSIは郵便貯金会社との協力計画(取引代理店開設)について情報公開しましたが、現在まで具体的な計画が発表されていません。この計画について教えてください。

会長) 現在、証券会社から証券取引所までの送信ラインの容量が制限されています。もしSSIが取引代理店網を拡大すれば、投資家の皆さんに供給する送信ラインの容量が足りなくなります。そのため現時点で我々は、郵便貯金会社との協力計画を実行に移すことができないでいます。

質問) 2007年度定時株主総会決議では、SSIは海外市場へ上場するということが示されていますが、現在この計画はどこまで展開されていますか?

会長) 現在SSIは海外市場へ上場するための手続きを行っています。目標としては海外市場へ上場するベトナム初の企業になります。変更がなければ、今年末又は来年初めに海外市場へ上場します。

質問) 今後のベトナム証券市場についてどう評価しますか?

会長) 今後ベトナム証券市場は安定して発展します。VN指数は年末には1,000ポイント前後になると思います。そうは言っても、全ての銘柄がVN指数と同様に上昇・下落するということではありません。上昇する銘柄も下落する銘柄も多くあるでしょう。上場銘柄数が多くなることで、投資家が銘柄を選択するチャンスは多くなります。投資する銘柄を評価する時も、より冷静に行えるでしょう。

質問) 定時株主総会決議によると、2007年中にSSIは資本金を1兆5,000億ドンへ増資するとのことですが、この計画について教えてください。

会長) 取締役会が開催され決議された後で、全ての計画を公開します。

質問) 転換社債の転換計画はどうなりますか?

会長) 転換計画は目論見書で発表した通りです。現在、発表したことを変更する予定はありません。

質問) ANZ銀行が更にSSIの資本の10%(合計20%になる)に資金投入する可能性はありますか?

会長) 先日交渉した時に、ANZは保有率を20%へ増加させたいとの希望を伺いましたが、我々はこのことについてまだ考えてはいません。

質問) チェット大統領と共に訪米した際、SSIはCredit Suisseと契約を締結したと聞いていますが、この件についての情報を教えてください。

会長) 両社は情報を勝手に公開しないと約束しました。全てのことが終わったら両社は記者会見を行い情報を公開します。

質問) SSIは金融グループになりますか?多分野に拡大する計画がありますか?現在FPTなどの他の大手会社もこの傾向に向かって展開しています。

会長) SSIの目標は、ベトナムの上位金融グループになることです。金融グループなので、我々は全ての産業に関心を持っており、出資したいと考えています。そして、SSIの主要な業務、発展戦略は常に変わらず金融です。

質問) これまで、SSIは多くの会社、金融機関へ投資しましたが、これらの投資の効果を教えて頂けませんか?

会長) SSIの2007年度税引後利益の計画は8,000億ドンです。我々は証券市場がどうなってもこの計画以上を達成できると確信しています。

質問) SSIが目指している金融グループのモデルを説明して下さい。数年先のSSIの主要な業務は何でしょうか?

会長) 投資銀行の業務を行う本社が、証券サービス会社とファンド運用会社という子会社を含むというモデルです。SSIはこれらの子会社の資本の100%を所有します。これらの子会社は規模を拡大し経営効果を向上させるために、他の上位金融グループと協力することになります。その他、SSIは他社へ法律上の決められた割合(現在は未上場会社へは資本の最大15%、上場会社へは資本の最大20%を投資できる)で出資します。
 将来SSIの主要な業務は投資銀行サービスと、ブローカー業務とファンド運用です。

質問) 証券市場が調整局面に入っているので、多くの投資家が迷っています。彼らにアドバイスをお願いします。

会長) 市場はまた回復します。投資家の皆さんは落ち着いて自分のポートフォリオを再度評価してください。自分の許容リスクを確定した上での決定を出してください。心配して株を投げ売らないで下さい。ベトナム経済は成長しているので、危機的である、ということはあり得ません。

*インタビュー記事から抜粋して翻訳・掲載しています。-ベト株

(終)


  
  
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