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ベト株ニュース - 市場概況

  
  

証券市場の急騰の原因は?  完全無料ニュース

[2007/10/06 15:01 JST更新]

 証券市場が長い調整局面を経た後で回復を見せる可能性については多くの予想があり、今が買い時だというアドバイスが出されたりもしたが、VNインデックスが8月6日の883.9ポイントから10月3日の1106.6ポイントへ、2ヶ月もかからず大きく上昇し、222.7ポイント(25.2%)の上昇を遂げることを予想できた人はいなかったのではないか。

 このように短期での大幅上昇は、”市場の急騰”だと言えるだろう。この急騰ぶりは多くの数字にも現われている。まずはハノイ市場の急騰である。8月22日にHASTCインデックスは246.47ポイントの底値へ下落したが、その1ヵ月半後に 345.25%に上昇し、98.78ポイント(40.1%)上昇した。次にOTC市場の急騰がある。OTC市場の急騰は上場市場より遅く、速度も上場市場よりゆっくりしているが、今後OTC市場の活況は上場市場より長く続き、上昇率もより高くなると予想されている。更に売買高と売買代金が急騰している。10月2日にホーチミン証取の売買高は1,740万株、売買代金が1兆7,790億ドンに達し、ハノイ証取の売買高は710万株、売買代金は7,715億ドンに達した。この売買高と売買代金はこれまでの記録となった。結果、ブルーチップ銘柄か中小銘柄を問わず、殆どの銘柄が大幅上昇した。

 証券市場の急騰の原因について説明する時に、専門家は4つの原因を挙げている。

 1つ目は、マクロ経済に対する楽観がある。これは、経済成長率が高く維持されており、国会が立てた目標を達成する可能性が十分にあり、海外資本(直接投資、間接投資と開発援助資本)が増加している等が証左とされる。

 2つ目は、FED(米連邦準備制度)がドル金利を大きく引き下げたことで世界の証券市場が回復したこと。このチャンスを利用して、ベトナム証券市場の時価総額の3分の1を保有している、そして大手企業のIPO(新規株式公開)を待っている海外投資家は、大きく買い越したのである。

 3つ目には、不可欠な要素と考えられる資本の増加が挙げられる。これほど大きな買いが入ったが、資本は一体どこから流れて来たのだろうか?専門家たちによると、資本は各商業銀行、外貨市場、不動産市場と地金市場から流れて来たという。商業銀行からの資本は、証券市場へ2つのチャンネルで流れて来た。まず銀行預金(若しくは預金しようとしたが、商業銀行が金利を引き下げているため、預金せずその資本を証券市場へ投入)からである。もう一つのチャンネルは、指示第03号に関係しているが、証券担保貸付業務を行っていなかった、或いは証券担保貸付が総貸付の3%に達していない大手銀行が、この業務を強化したためだ。

 4つ目が、国内個人投資家の群集心理である。株価が下落した時には、損切りする、或いは借入れた資本を回収するために、国内投資が株を投げ売ったため、株価は一層引き下げられた。同様のことが株価が上昇する時に起きている。大きく買いを入れるので株価が更に上昇する。一方で、専門投資家や海外投資家と、大手投資家は株価が下落した時に購入し、株価が上昇している時には売却する。個人投資家が損を出してしまうのは、こういったがことが原因となる。

 また、専門家たちはVNインデックスの年末までの動きを2つの見方で予想している。1つ目は、長期的にVNインデックスは続伸する。そして昨年のように年末に上昇するというサイクルが再び出現するならば、VNインデックスは1200ポイントを上回る(年初比で477ポイント上昇、8月2日の底値から352ポイント上昇)。もう一つの見方は、投機と群集心理という要素があるため、VNインデックスはジグザグに騰落していくというもの。ただし傾向としては、やはり上昇していく、という。


  
  
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