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ベト株ニュース - 市場概況

  
  

2つの証取の相反する動き(1) 完全無料ニュース

[2007/10/10 09:02 JST更新]

1) ファンダメンタルズ要素

 10月2日にパリで開催されたベトナム・フランス企業フォーラムではベトナムとフランスの企業は互いに協力する合意書、契約書合わせて10件以上(総額60億ドル程度)が締結された。また、グエン・タン・ズン首相が訪米していた間に、Citi、Boeing、Chevron、Exxon Mobil、Conoco Philips、Gannon等の米の上位企業の責任者が相次いでズン首相と会談、ベトナムでの投資・協力を拡大したいという希望を伝えた。これに先立って、ハノイ証券取引所とNewYork Euronext証券取引所との協力覚書が9月28日に締結された。こうした一連の出来事は市場へ影響を与えた。

 一方、国家中央銀行はベトナムドンの金利を8.25%/年のレベルで維持することを発表した。しかし、規定03号、法定準備率の引上げ、輸入税の引下げ、ガソリン代値下げ、短期国債発行等のインフレ抑制のための政策を採用したにもかかわらず、インフレ率はまだ高く、警報すべきレベルにある。この警告は2週間前にアジア開発銀行(ADB)から出された。従って、財政の引締め政策は継続して適用される。ドン安政策の代わりに、ドン高政策を実施する可能性すらあるという。

 先週初めにはアメリカの主な証券市場は上昇し、その後下落した。ベトナム証券市場も同様の変動を見せた。

2) ホーチミン証券取引所

※ テクニカル分析

 先週我々は1113.19ポイントの抵抗レベルが突破される可能性があると予想したが、結局これは起こらず、一方、下落傾向の兆しはまだはっきりとは出ていない。VNインデックスが抵抗レベルの近くに近付けば近付くほど投資家の心理はより複雑になる。

 先週には、インデックス線はボリンジャーバンドのアッパー・バンドに近付き、大きく上昇する傾向が見られた。またボリンジャーバンドも広がり、上昇傾向をサポートした。

 10営業日移動平均線は引き続き上向きだが、5営業日移動平均線は下に向く傾向が出始めた。これは市場を引上げる原動力が弱くなることを表している。またMACD線とシグナル線との間隔も狭くなっていることから同様のことが言える。

 先週末数日でRSIとストキャスティックオシレーター(Stochastic Oscillator)が下落したことは需要力の減少を示しており、大幅上昇した後では良い兆候であるといえる。

 市場を引上げる力と呼ばれるDI+に減少する傾向が見られ、逆に市場を引下げる力と呼ばれるDI-が強くなっている。しかし、ADX線が大きく上昇し、40レベルをすでに上回っていることは、現在の上昇が持続可能な上昇であることを表している。

 つまり、我々はVNインデックスは今週も続伸するが、上昇率は小さくなると予想している。

※ 市場評価

 先週の最初の3営業日では、需要力が給力を上回り、VNインデックスは引上げられたが、最終2営業日では供給力が大きくなり、VNインデックスは下落した。しかし、VNインデックスは1081.63ポイントに達し、先々週末比で34.77ポイント(3.3%)の上昇を見せた。

 先週の売買高は約7,700万株に達し、先々週末比19%程増加した。需要力の上昇率と供給力の上昇率も、それぞれ37%と24%に達した。そのため、我々は今週もVNインデックスは続伸する可能性があると考えている。

 市場全体の動態とは逆に、海外投資家は売却を増加させ購入を縮小した。1営業日の平均購入高は220万株、同売却高は140万株に達した。売買高の多かった銘柄は、ソンダ工業団地(銘柄コード:SJS)、ペトロベトナムドリリング(銘柄コード:PVD)、サコム通信ケーブル(銘柄コード:SAM)、ホアビンゴム(銘柄コード:HRC)等のブルーチップ銘柄であった。

※ アドバイス

 投資家は市場の傾向を正確に評価するため、次の1~2営業日(月曜及び火曜日)は取引を控える方が良い。VNインデックスが1113.19ポイントレベルを上回れば、投資家は安心して購入を増加させることができる。

*これはタンロン証券(CTCK Thang Long)による参照レポートです。

(2)に続く


  
  
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