2007年度前期 9ヶ月でVNインデックスは41.23%上昇したが、STB株の株価は28.03%しか上昇しなかった。ACBとHASTCインデックスは、それぞれ28.03%と35.44%上昇している。
つまり、STB株とVNインデックスとの間の連動性は比較的弱く57%程度とすることができる。一方ACB株とHASTCインデックスとの間の連動性は高く90%を超えている。ということは、市場が回復する時、ACB株を保有する投資家は実際に利益を上げる可能性が高いことを示している。しかし市場が下落した場合には、ACB株はそれより大きく下落をすることも示している。この場合、市場リスクはACB株により大きく働くということができる。
ランダム・ウォーク理論*によると、株価の変動は偶然であり、株価の変動は互いに影響を与え、変動する可能性は同じ確率で発生し、また時間が経てば株価は上昇する傾向があるという。一方、テクニカル分析の一部であるDow理論には全く反する考えがある。Dow理論によれば、将来には過去のことが繰り返され、投資家は過去の行動について常に考えるとされている。どちらの理論がベトナム証券市場ではより相応しいのだろうか?
本当に難しい点は、株価の本当の指針というのは投資家の期待に他ならないということだ。指数ばかりでは計れないということが大切なポイントである。
*ランダム・ウォーク理論(Random Walk Theory)とは、株価の値動きについての「予測の不可能性」を説明する理論。-ウィキペディア(Wikipedia)
(終)


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