以下は10月13日に「投資」雑誌によって開催された株式市場に関する懇談会でのインタビューである。この懇談会には政府機関や証券会社、上場企業、マスコミの代表者、投資家など、約350人が参加した。
フイナム氏(証券専門家)
最近、証券投資活動に関する課税について、政府の草案の税率の高さが世間を騒がせていますが、社会的平等、及び市場発展の両面から、慎重にこの問題に対処証していくべきであると思っています。25%という高税率では、市場に悪い影響を及ぼすと思います。
Dominic Scriven氏(ドラゴンキャピタル社長)
ベトナムの株式市場に対する海外投資家の関心はますます増大してきています。しかし、海外からの資金をどのように効果的に使用することができるか、それこそが大切なことです。短期的な投資を目指す投資家はリスクを考慮して取引すべきでしょう。海外投資家は、ほとんど1年~3年の長期的な投資戦略を立てています。
ブ・バン氏(国家証券委員会会長)
ベトナムの株式市場は小規模なため、潜在的な可能性が高いという意見と、近年の株式市場の発展スピードが急激であり、激しい調整局面に入るという懸念の両方があります。しかし、わが国の株式市場の長期的な発展可能性は高いといえます。上場企業も好業績をあげているので、市場回復が伺える現在の状況は良いことだといえるでしょう。
ブオン・クアン・ホアン氏(ベトナム投資パートナー株式会社(Cong ty co phan doi tac dau tu Viet Nam)社長
この2年間はベトナム株式市場のマネージメントを矯正する時期であり、2年後からは国際化した市場に変わっていくと思います。その時には、競争に強く、しっかりとした販売網を確保できる企業だけが生き残ることができるでしょう。ベトナムの株式市場については、情報公開がまだ十分に行われていません。投資家の信頼を得ることができるように情報公開を公平に行うことが肝心です。
グエン・ズイ・フン氏(サイゴン証券[銘柄コード:SSI]会長)
我々は上場し証券市場を通して資金を調達したり、人材育成戦略がある企業を高く評価しています。上場する目的が自社の株価を高くすることではないと認識する必要があります。
SSIの目標はこの地区において大手金融機関と肩を並べられる投資銀行になることです。最初の投資ファンドの募集が終了し、7組の投資家から1億ドルの資金を2週間で調達することができました。その秘訣は、しっかりとした戦略を持ち、優れた人材を確保し、疲れ知らずで働くことです。
ダン・ホン・クアン氏(ハノイ市におけるビナキャピタル(Vinacapital)の代表者)
ベトナムの経済は高度成長しており、投資環境も徐々に改善されて来ています。ビナキャピタルは20億ドルを管理しおり、架け橋としてベトナムへの投資を呼び掛けています。


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