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ベト株ニュース - 市場概況

  
  

相場下落を読み解く(2) 完全無料ニュース

[2007/11/14 15:48 JST更新]

2) 新しいチャンスはあるか?

 「現時点で市場をサポートする好材料がほとんど見つからない。消費者物価指数(CPI)は高く、不動産市場と金市場が過熱、世界の証券市場は低迷、国家中央銀行は証券担保貸付の比率引下げを計画通り実施すると発表している。しかし、だからと言って、年末に向けての好材料がないということではない。」ある証券専門家は明かした。
 
 ベトコムバンク(VCB)のIPO(新規株式公開)についての情報は、来月には明らかにされるだろうし、それが投資家、特に銀行株を持っている海外投資家の心理には、積極的な影響を与えるだろう、という見方である。同じ意見を持っている証券専門家のフイン・アイン・トゥアン氏は、VCBのIPOに関して正式ではない情報(海外の戦略的パートナーへの発行株価、IPO実施時期など)が投資家心理へ消極的な影響を与えているとコメントしている。

 トゥアン氏によれば、11月は国家中央銀行の計画に従い、証券担保貸付の比率を引き下げることにおいて銀行としても最も困難な時期に当たっており、投資家も株を売却して貸付を返済する圧力を受けている、という。しかし逆に言えば、返済の圧力が低下し、上場企業の好材料が発表され、 VCBやベトナム工商銀行(ICB)のIPOに関する情報が公表されれば、市場は回復する可能性があると語った。

 ベトナムへの外国直接投資(FDI)の増加、及びまもなく活動を始める新ファンドの資本投入が市場を押し上げる原動力となると分析している専門家もいるようだ。10ヶ月までに110億ドルに上り、今年全体では130億ドルに達すると予想されているFDIは、海外投資家がベトナム市場の潜在的な成長力を高く評価している証左であるとしている。

(終)

*関連ニュース:相場下落を読み解く(1)


  
  
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