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ベト株ニュース - 市場概況

  
  

割安株を購入し始める(1) 完全無料ニュース

[2007/11/20 18:01 JST更新]

1) ファンダメンタルズ要素

 11月12日、グェン・シン・フン副首相は、ベトナム外商銀行(VCB)のIPO(新規株式公開)を今年中に行い、今度のIPOの平均落札価格を海外の戦略的パートナーへの発行株価とするという指示を出した。この情報に対して、市場はすぐに積極的に反応、特に銀行銘柄であるアジア商業銀行(銘柄コード:ACB)とサイゴン商信銀行(銘柄コード:STB)の株価に動きが見られた。14日には2銘柄とも大幅上昇した。

 ベトナム経済は確実な発展を維持している。世界銀行(WB)及び国際金融公社(IFC)の11月9日付けレポートによると、評価を受けた178ヶ国のうち、ベトナムの経営環境は順位を3位上げ、去年の第94位から第91位へ上昇した。また11月14日にはWBはベトナムの2007年度前期9ヶ月の経済についてのレポートを発表した。この発表からはベトナムの経済が確実に発展している姿が伺える。

 一方、海外投資家の市場参加がより多くなり、世界的な間接投資の移動が原因で、ベトナム証券市場とアジア地域及び世界の証券市場との関連は、より密接になっているようだ。アメリカ市場は長く低迷した後で、11月13日に反発したが、その翌日の14日にはアジア地域とベトナムの証券市場は積極的な反応を示し、大幅上昇した。

 今週、ベトナム証券市場にはVCBのIPOの具体的なスケジュールを待つ様子見気分が広がっており、IPOに関するどのような情報も市場へ影響を与える可能性がある。しかし、VCBの2007年度前期9ヶ月の利益が、前年同期比大きく減少していることからすると、IPO平均落札価格が高くなるという期待は確実なものとはいえないだろう。

2) ホーチミン証取

※ テクニカル分析

 先週形成されたテクニカル要素から見ると、下落傾向がまだ継続することが示されている。ボリンジャーバンドが広がり、下に向かっていることは下落傾向の1つのシグナルである。VNインデックスはボリンジャーバンドの内側に推移しており、下落が落ち着くことを示しているが、主な傾向が変化する兆しはまだ現われていない。

 移動平均2線は先週と変わらず、インデックス線上で推移している。このシグナルからは、下落傾向が今週も継続することを予想することができる。

 しかし、先週の需要力は先々週比僅かに増加した。市場が売り過ぎの状態(RSIが20以下に低下し、VNインデックスが980ポイント以下に下落)に陥った途端、投資家は市場はこれ以上下落しない、また多くの銘柄の株価も合理的なレベルに達している、と考えて買いを入れ始めたようだ。ストキャスティックス指数は市場が売りすぎるレベルを乗り越えたことを表している。

※ 市場評価

 先週、VNインデックスは3営業日下落し、2営業日上昇した。週末にVNインデックスは998.22ポイントとなり、先々週比20.07ポイント(1.97%)下落した。第1ハティエンセメント(銘柄コード:HT1)、イディコ都市住宅開発投資(銘柄コード:UIC)とホアファット(銘柄コード:HPG)という新規3銘柄が上場した。10月に上場した銘柄とは異なり、この3銘柄とも上場後間もなく下落した。

 世界市場は金と原油の高騰、証券市場が下落するなど景気の先行き感に不安を抱える中で、ベトナム国内市場もある程度の影響を避けることはできなかったと言えるだろう。しかし、海外投資家は購入を増加させている。10月末や11月頭の2週間の購入高は、一日あたり180~190万株だったが、直近2週間の購入高は、一日あたり210~230万株に上昇している。

※ アドバイス

 割安株の購入を検討するのはどうだろうか。その場合には、ファンダメンタルズ指数が良く、長期的発展戦略のある銘柄を優先するほうが良いだろう。

*これはタンロン証券(CTCK Thang Long)による参照レポートです。

(2)に続く


  
  
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