ベトナム証券市場は、設立後からこれまでの6年間とは全く違った変動を見せた365日を終えたばかりである。特に、国内外の機関投資家や投資ファンドが果たした役割がよく指摘されている。彼らが市場のキープレーヤーだったと言えるだろう。
1) それぞれの大物たち
4つの投資ファンド(総資本22億ドル)を運用管理しているビナキャピタルは大手機関投資家となった。他の機関投資家やライバルたちは、いつも同社の全ての動きをフォローしておかなければならない。ハノイ、ダナン市とホーチミン市で繰り広げられている多くの不動産事業へ資本を集める以外にも、ビナキャピタルはホテル運営合弁会社におけるベトナム側そして海外の資本買収を拡大している。
株式市場でのファンドにおいては、個別の交渉を通じて不動産会社への出資を行っている。去年1年間でビナキャピタルは大きな株式競売へは一度しか参加しなかった。それはソンダ工業団地(銘柄コード:SJS)の競売で、235万株を落札したのみ。この他には上場株を1株も買わなかった。
一方で、ビナキャピタルは市場取引と相対取引を通じて、かなり大量の株式を売却した。キンド(銘柄コード:KDC)のように長い間保有していた株も売られた。OTC市場では、ビナキャピタルはベトナム輸出入銀行(エクシムバンク)の資本の5%を取得している。同行は、VOFファンドのポートフォリオにある最初の銀行である。ビナキャピタルのドンラム社長は、管理運用している3つのファンド銘柄(VOF、Vinalandとベトナムインフラ)は、ベトナムへの投資を行っていて、海外市場に上場しているファンド銘柄の中では、最も流動性が高い銘柄であると自負している。
(2)に続く


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