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証券市場を救えるか(2) 完全無料ニュース

[2008/01/18 20:27 JST更新]

証券市場を救えるか(2)

 新聞「経済日報」が得た情報によると、1月15日の午後に開催された会議では、指示第03号の修正についての2つの案が出されたという。

 第1案は、証券担保貸付は現在の3%という比率を固定せず、貸付リスク率、総資産自己資本率、リスク予防等のリスク管理や信用安全の基準に基づて行う、というもの。従って、それぞれの銀行の体力に基づいて貸付が行われる。

 第2案は、銀行が証券会社へ貸付を行い、その後証券会社が投資家への証券の貸付取引(買戻し条件付き売却取引-レポ取引)を行うというもの。

 国家証券委員会のブー・バン会長は、国家中央銀行が新文書を作成・発行するにはかなりの時間がかかるが、政府が指示を出せば、より迅速に実行できるとも指摘した。

 これに先立って、国家証券委員会は対策への指示を仰ぐため、政府へ緊急報告を提出した。1週間程前には、首相が市場を回復させる対策を要求する文書を国家証券委員会へ送っていたのである。バン会長は、こうしたことは、首相がこの問題を支援し、国家中央銀行も(指示第03号に)修正を加えることを表している、との考えを明かした。
 
 現在、大幅続落後、VNインデックスは支持レベル800ポイントへ接近している。ブー・バン会長は、上場企業の財務指数はかなり良好で、生産経営活動がスムーズに行われているため、投資家も落ち着いて対処するべきだと考えている。また、これは優良銘柄を納得のいく価格で取得するチャンスであり、投資家は長期的なビジョンを持つべきだとアドバイスしている。

 一方、グエン・ソン・国家証券委員会市場開発部部長もこの評価に賛成している。ソン部長は、「全ての上場企業の財務報告が揃っているわけではありませんが、四半期報告を通して見れば、殆どの企業の2007年度業績が良好だったと言えます。殆どの企業が基本的に経営計画を達成している。PERは現在の株価が非常に割安であることを示しているのではないでしょうか。」とコメントしている。

 上場企業及び公開会社へ新株発行延期を検討することを提案する以外に、国家証券委員会は、資本余剰金が多くある企業へ金庫株購入を奨励することも検討している。これも投資家や株主の信頼を取り戻す1つの手法である。

 現在、殆どの銘柄の株価が大きく下落しているにもかかわらず、投資家や株主を安心させるような発表を出したり、需給バランスをサポートする対策を実施している企業はほとんどない。企業におけるリスク積立金の役割を問い正す声が、サイゴン商信銀行(銘柄コード:STB)やアジア商業銀行(銘柄コード:ACB)の上場時のように、再び上がって来ている。

(終)

*関連ニュース:証券市場を救えるか(1)


  
  
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