記者) 現在の状況において市場を発展させるために、政府の管理当局に対して何か提案することはありますか?
VNダイレクト証券取締役会長兼IPA Asset Managementファンド運用会社社長ファム・ミン・フォン女史) 現代の金融市場というものは、政府の整合性のある優良な政策、そして、明白な経営カルチャーを持ち、基準を遵守する企業に対して、いつも積極的に反応します。一方で、政府の不合理な政策や、国際経営基準を守らない企業に対しては消極的な動きを見せます。国際金融の最初のレッスンは、資金は最も高い利益を生み出すところにのみ流入する、と言うことです。投資家の資本や国民の資本が関心を寄せ、最も効果的に使用することができるような魅力的な投資環境を、政府は引き続き生み出していく必要があるでしょう。
ケインズは、「現実が変われば時、私も変わる」という名言を残しています。ベトナム金融界やベトナム経済の発展のためには、市場へ参加する全ての人が変わっていく必要があると思います。変わっていくことこそ、ベトナム証券市場の飛躍根拠となっていくでしょう。これまで政策面での誤りがあったかもしれませんが、遅くなり過ぎないうちに、変化していくことが大切だと言えるでしょう。
記者) フォンさんはいつもポジティブで、お忙しい人ですね。IPAが今後実現を目指す戦略や計画はどのようなものでしょうか?
フォン女史) 現在IPAのスタッフは250名以上おり、投資銀行へと活動を拡大しています。この250名の中には、国際金融市場を良く理解している金融専門家も多く含まれています。2007年には、投資銀行の全てのサービスを提供するためのインフラ投資、人材教育や専門スキルアップ等で本当に忙しくしていました。仕事や会社に対して情熱を抱いている責任者がいることは本当に幸運です。2008年は多くのチャレンジが待っている年であり、証券市場の調整局面も経営活動へ影響するでしょうが、将来に持続的な発展を維持するための確実な活動基礎を打ち立てて生きたいと考えています。
(終)
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