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投げ売られる株の出所(3) 完全無料ニュース

[2008/05/01 11:29 JST更新]

 ホーチミン証券取引所の統計によると、今年初めから現在まで金庫株を売った上場企業はないが、株式売却を発表した大口投資家(商業銀行を含む)はいる。

 売却されるその株は担保落ち株式ではなく、自己売買のために、その以前に長期投資のために購入されたものである。この売却が損切りか?或いは利益確定なのか?ということを知るためには、具体的なチェックを行う必要がある。しかし、この売却に共通しているのは、そうした資金が方向変換を行っているということだろう。

 自己売買部門(特に商業銀行)はより魅力的な未上場株への投資チャンスを掴むために、上場市場が割安というチャンスを無視して、上場株を売却している。財政引締め策が取られている中で、少なくても資金の流動性を高めるため、或いは貸付、商業スポンサーを行うためでもある。

 1つの大雑把な考えとして、銀行間市場での翌日物貸付をすることだけで、1年間利益が19%(ピークレベル)に達するということがある。この利益率は現在厳しくなっている上場株式投資活動の収益性と比べれば、かなり魅力的だと言えるだろう。

 銀行が自己売買目的で買った株を売却し、企業及び消費のために資本を貸付する場合には、年利21%という、更に魅力的な利益率でさえ簡単に手に入れることができる。

 また、この方向転換を考えて見れば、上場市場がより一層困難な状況に陥っているかということも理解できる。同時に、なぜ株価が低く下落しているにもかかわらず、ファンドが調達している5兆ドンと言われる資金(国家証券委員会の情報に基づく)が依然投入されないか?ということが理解できるのではないだろうか。

(終)

*関連ニュース:投げ売られる株の出所(2)


  
  
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