ベトナム証券市場は大きく変動し、ここ1年以上、主流と言えば下落傾向。特に、 2008年初から現在まで、ストップ安で売りを出しても、買ってくれる人がいないという状態に度々陥っている。4月23日にVNインデックスは523.25 ポイントへ下落したが、これは2007年の底値と比べて更に40.8%縮小している。2007年の高値と比べると、VNインデックスは73.2%下落したことになる(平均レベルと比べて55%の下落)。皆が損失するという状態は、多くの投資家にとって証券市場を魅力的な投資チャンネルからこの世の地獄へと変貌させた。この記事では、VNインデックスを大幅に下落させた幾つかの主な要因を探り、市場を活性化させるいくつかの対策を提案してみたい。
1) 商業銀行の担保株売却
最も多かった時点で、商業銀行は証券投資へ20兆ドンを貸付していた(2,000兆ドンの総資産のおおそ1%)。一方現在の商業銀行の証券担保貸付額は9~10兆ドンである(総資産の0.5%)。銀行が担保割れ株式の売却を拡大したためである。そのため証券市場は下落した。国家中央銀行の銀行開発戦略部レー・スアン・ギア部長によると、この比率はすでに高いものではまったくなく、現在は銀行も担保割れ株式の売却停止を行っているという。一方、政府は一時的に資金不足に陥った銀行へ年利9%の金利で貸付を行うよう国家中央銀行へ勧告した。
株価変動率引き下げによって続伸した株式市場は、その後株価変動率の一部引き上げによって再び続落した。寄付きからストップ安の価格で多量売り注文が出されたため、投資家は商業銀行が担保割れ株式の売却を続けているのではと心配している。特に、現在多くの銀行が資金調達で苦慮しており、担保割れ株式を売却しなければ大きなリスクを抱えると考えられている。一方、投資家は(証券担保貸付の)保証金を追加するためには資金が不足している。銀行からの新規借入金では、金利が高すぎる。しかし、株を売却したのでは全てを失ってしまう。
例えば6ヶ月程前、リー冷蔵電気(銘柄コード:REE)の株1,000株(時価およそ1億5,000万ドン)を保有していた投資家は、この1,000株を担保に、6,000万ドンを借入れることができた。しかし、誰も想像できなかったが、REEの株価は4万8,100ドン(4月29日現在)まで下落している。資金借入契約が満期になれば追加資金を払う必要があるが、株を全て売っても銀行へ返済する金額には届かない。
(2)に続く


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