証券保管センターの統計によれば、2008年5月2日までに海外機関投資家684社と海外個人投資家9,964名のための取引コードが発行されている。
海外資金をベトナム証券市場へ誘導するためには、マクロ経済政策を改善すること以外にも、市場の管理当局が様々な改善を行うべきだという意見は多く。例えば、商業銀行の株式売買申請書類を審査する手続きを改善すること。この手続きは非常に複雑で時間がかかると言われている。規定第69号と国家中央銀行の通知第07号により、海外機関投資家がベトナムの金融機関或いは銀行の株を取得する際に(株式数の多少を問わず)、国家中央銀行へ書類を提出しなければならない。
実際に、海外銀行や国内銀行は協力覚書を締結し、契約書類を国家中央銀行へ提出した時から承認されるまで、およそ半年が必要であり、双方にとって少なくない費用や手間がかかっている。そのため、世界金融市場が不況に陥り、銀行株が大幅に下落した時、既にベトナム銀行の株を高い価格で購入すると取決めていたある海外のパートナーは、価格の引き下げを要求したということが実際に起きている。
取引システムに多くの不備があるため、OTC株の取引市場を2008年第2四半期に立ち上げる可能性は既に高いものではなくなっている。ベトナムで活動するあるファンド運用合弁会社の上級投資専門家は、ベトナムに居留していない多くの海外投資家は、一部の未上場企業の株に関心を持っており、取得したいと考えているが、現在のOTC市場での取引が不備不透明であるため、安心して買うことはできないと明かした。OTC市場の取引方法が明瞭になり、法律によって守られた時に、ベトナム証券市場へ資金を投入する海外投資家が増加するとこの専門家は考えている。
OTC市場が専門的な法律によって売買手順が明かされ、活動を始める時に、海外投資家は国家中央銀行の複雑な手続きなしに、魅力的と評価されている、外国人保有枠にまだ余裕のある銀行株(ベトナム輸出入銀行、軍隊銀行、ベトナム国際銀行等)を簡単に買うことができるようになる。
その時に、証券市場には大きな需要が生まれることになるだろう。
(終)
*関連ニュース:
海外の資本投入を誘導する(1)


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